こんにちは、ジュン@jun3010meです。
今回はちょっとだけ、考え込んだ記事です。
今やデジタル機器やネットインフラが、当たり前となるくらいに普及しましたね。
このブログを、あなたに読んでいただけるのも、
僕の考えや主張などをこうして文字に起こせるのも、
みんな情報化社会のおかげです。
今回は、そんなデジタルが普及した時代になりつつあるのに、
何故アナログ的な部分が存在し続けるのかを考えてみました。
アナログ世代には、デジタルが理解できない
こう言うと、アナログ世代は古い人間だ!デジタルは新しいんだ!という解釈になりがちなので、あまり過激な言葉は使いたくないんですが、
少なくとも、アナログ活動がメインで生活してきた人は、
デジタルのメリットが本当にわからないんです。
何が良いのかわからない。
デジタル機器が普及したら事件ばかり起こっているじゃないか。
悪いことが増えるのは良くない。
だからデジタルは悪だ。無くそう。
そんなもの無くても人間はこれまで生活することができた。
だからそんなものは必要ない。
(そう考えている人は、必要と感じない)
なので規制しよう。長時間触るのは良くない。
辞めさせよう。
アナログの考え方からしてみたら、デジタルは確かに新しい考え方なのかもしれません。
問題は、アナログやデジタルの違いではなく、
新しい考え方の世代が生まれてきた時に、どう受け入れるか。だと
僕は思います。
僕はアナログ側の人間
残念ながら、僕自身はアナログ側の人間です。
というか、現代を生きている人の、
ほとんどの人の思考回路はアナログ的な考え方で動いています。
特に僕なんかは、こうしたブログ記事の更新は、
手書きのメモに概要を書いてから記事に起こします。
手書きの方が考えがまとまったり、色んなアイディアが浮かんできます。
でもそれは、古いからというか、
そういう社会でこれまで生きてきたからです。
例えば、学校で受けるテストは、手書きです。
アナログな試験が実施されています。
高度情報化社会と言われた現代においても、
世の中の大半は、紙ベースです。
力が試される時。特に資格試験なんかは、未だに紙媒体での試験が実施されています。
自身の能力を売り込む就職活動ですら、履歴書は手書きが重視されます。
これは、採用する側の人間が、アナログ的な感覚で物事を見ているからです。
アナログな思考回路で物事を考える人にとって、
デジタルは一見、「楽をしている」みたいな感情が湧いてくるのは、
その人の思考回路がアナログだからです。
なぜパソコンが使えない人が未だにいるのか
インテルが8ビットのマイクロプロセッサを発表したのが
1972年です。この記事を書いているのは2014年なので、
この世にコンピュータが誕生して、42年が経過しようとしています。
42年経過したとしても、未だにコンピュータに馴染めない、
パソコンや機械に拒絶反応を起こす人が、
結構な人数います。
何故、42年経っても、全ての人類に受け入れられていないのか。
それは、全く新しい考え方で、
全く新しい感覚だからです。
受け入れられないのは当然のことです。
特に、情報の整理はデジタルの方が速いですが、
多くの人間は、その速度についてきていません。
アナログ的な考えからすると、全く新しい考え方なので、
「楽している」だとか、
「便利なものを使ってずるい」だとか、
「そんなの慣れないと余計にミスが増えるだけだ」
という発言をします。
それは何故か。
これまでの考え方や概念では、デジタルを完全には理解できないからです。
学校環境では、書く事が第一
先ほどもちらっと書きましたが、
学校での環境など、人間が人間の能力を測る場では、
アナログが根強く残っています。
テストはアナログで行います。
紙媒体に手書きで漢字等の文字を記述させ、
文字が書けるのかどうかを試しています。
「パソコンやケータイのせいで、今の若者は漢字に弱くなった!」
という言葉はよく言われていますね。
当然です。新しい時代の生活で、脳が不要と思ったから、
漢字を紙媒体に書く能力を削ったんです。
デジタルな考え方の人間に対して、アナログ式のテストを実施すると、
そうなるのは当然で、ごく当たり前なことです。
デジタル世代の考え方
もしデジタル的な思考回路で物事を考えることが出来る人なら、
アナログで書けることが目標なテストなんて、ナンセンスだと感じるでしょう。
アナログ方式で仕事をしないと「仕事をしていない」と判断されるのは、
アナログ作業の仕事をしていないと、見る人がそれを仕事だと判断できないからです。
ただ、アナログ人間の言う「パソコン・スマホばかりやっていると、
頭が弱くなる。」
という言葉は、ある意味正解で、
間違っていません。
何故ならば、この世の中が未だにアナログで、
アナログの能力を測ることで、
人間の能力を評価される時代だからです。
この状況を打破することは、現段階では不可能です。
今は、一部の人間がデジタル慣れしてきていて、
少しずつ活用されてきては居ますが、
人間の脳が直接コンピュータと繋がらないと、
完全なデジタルへの移行はできないからです。
ノートは手書き
例えば、ノートに手書きで書いてメモするとうい行為は一般的です。
書く事で単語を覚え、書く事で考えていけます。
「単語は何度も書いて覚えなさい」という言葉は裏付けがあります。
書く事で物事を覚え、書く事で考える。
それは、「書く事を中心とした生活」によって、
書かないと頭に入らないようなアナログの思考回路が育ったからです。
テストで点が取れない
↓
ノート(紙)に書かないから
↓
アナログ作業をやっていないから。
↑学校の先生ならここを注意します。
筆記試験ならここで落とします。
これから先の、未来の話
もう一度言いますが、僕はアナログ側の人間でしょう。
ブログの記事を、メモを書かずに書くなんて考えられません。
しかし、デジタルネイティブな時代がいつかやって来るとして、
その時が必ず来るということは理解しているつもりです。
その時代について行けるか分かりませんが。
今の時代のデジタルは、完全なデジタルではないかもしれません。
コンピュータは人間の仕組みに似ています。
CPUは脳、メモリは机の作業台の広さ、
HDDやSSDは机の引き出し。
ネットワークの仕組みも、人間がやっていたやりとりを、
高速でやっているに過ぎません。
TCP/IPだって、人間がやっている効率の良いやりとりを
再現しているだけです。
しかし、コンピュータやそれらを繋ぐネットワークによって、
世の中のスピードを著しく変化させた。
それは紛れもない事実です。
未来に期待したいこと
この先、生まれてくる人間は、生まれながらにしてデジタル機器に触れるんでしょうね。
そうしたら、脳の作りが全く違う感じに育つのかもしれません。
例えば、我々が暗記する時は紙とペンを使って、
単語を何度も紙に書きますが、
PCに向かって、キーボードで単語を打ち込むことで、
暗記が可能となる脳の作りが出来上がるとか。
ただ、この「打ち込む」という表現すら、
アナログ的で、彼らにとっては古いかもしれませんね。
きっと、知識なんてのは共有が可能で、
それだけでは何の意味もないでしょうね。
我々が今やれること
そして我々が、今後登場するであろうデジタル世代に対して
やってあげられることは、
登場した時に、受け入れてあげることだと、
僕は考えています。
彼らは、我々では想像できない様な価値観で物事を考え、
行動するはずです。
生まれながらにしてデジタル機器に触れてきた世代を
否定することなく、共存する世界は、
結構近い未来なのかもしれません。
最後に
なんか、今回は考え事のまとめみたいな感じになってしまいましたね笑
え?なんでこんなこと考えたかって?
(・ω・)
なんか、お風呂に入っていたら、
考えが止まらなくなってしまったので、
慌ててペンを走らせたんです笑
ここまでお付き合いしていただき、
ありがとうございました
ヽ(=´▽`=)ノ