こんにちは、ジュン@jun3010meです。
実は、当ブログ「早乙女珈琲店」は、5月20日から6月16日までの間、Google検索で表示される順位が大きく下落していました。
ピンときた方もいらっしゃるはず。だって2014年5月20日は、Googleがパンダアップデート4.0をロールアウトし、検索アルゴリズムを更新した日なんですから。
ASCII.jp:米Google、パンダアップデート 4.0 を発表
つまり、検索順位を決めるアルゴリズムのバージョンが新しくなった結果、このブログは検索結果の上位に表示させるにはふさわしくないと判断されたんです。
検索順位が急落している方へ
この記事をご覧になっているとういことは、今この瞬間、自身のサイトやブログの検索順位が圏外になったりすることで、検索サイトからのアクセスが絶望的な状態に追い込まれているのではないでしょうか。
このブログの検索順位が下落した時の、ウェブマスターツールの検索クエリのグラフがこんな感じでした。
僕の場合は、サイト名や記事タイトルそのままで検索したら検索結果のトップに表示されるものの、記事の中に入れているキーワードで検索した途端に検索結果から表示されなくなる状態でした。
Google検索に表示されなくなったことで、かなり凹みました。落ち込みました。自身の生命線を絶たれた気がして、この世の中から自分のブログが必要とされなくなった感じがして、精神的なダメージが半端なかったです。
今持つべき気持ちは2つ
検索結果に表示されなくなったり、圏外に飛ばされてしまった時のショックは、それを味わった人以外の人にはわかりません。
本当に辛いことです。
ですが、考え方1つで受け取り方は変わります。
検索順位の下落は、Googleからのアクションです。
どこかあなたのサイトやブログで、気になるところがあったに違いません。それも、検索順位から外すほどの内容だったんです。
逆に言えば、Googleが気にしている部分を修正すれば、検索順位が戻るということです。
決して諦めないこと
最も重要なのは、「決して諦めない」ことです。
ひょっとしたら少しの修正で復活するかもしれませんし、修正箇所を探すことに時間がかかるかもしれません。
それでも最後まで諦めず、試行錯誤しながら改善を繰り返すことで、検索順位は必ず復活します。
人の暖かさに気付くこと
そしてもう1つ。今、検索からの流入が激減して、ショックを受けているかもしれませんが、検索順位が下落した後のそのPV数は、あなたのサイトのファンがいることの証です。検索に頼らなくても、SNSを通してアクセスしたり、ブックマークに登録した人がアクセスしてきたんです。あなたのサイトを見たくて見に来ているんです。
検索順位の下落は、本当のファンの人数を教えてくれるようなものなんです。
しばらくの間は、その人達が読みたくなるような記事を書きませんか?
折角見に来てくださっているんですから。
僕は検索結果が復活するまで、6週間(1ヶ月半)ほどかかりました。
最後まで諦めず、作業を頑張ってください。
Googleペナルティと呼ばれるもの
Googleという検索サイトは、その単語で検索したユーザーにとって、一番必要とされているコンテンツを検索結果に出そうとしています。
検索結果は極めて重要で、Googleで検索したら本当に必要な情報が出てくるからこそ、多くの人が検索する時はGoogleを使おうとします。
Googleにとって検索結果というのは、生命線なんですね。
そんなGoogleは、検索結果に出したくないサイトの順位を、下げるようにしています。
これまでは検索順位が上の方だったのに、急に圏外に飛ばされてしまった!
という経験をした方は、結構多いんじゃないかなと思います。
特に、元々は順位が良かったサイトやブログが、いきなり検索順位が下落したという減少を見て、
「何らかのペナルティが課せられたのでは」という考えが浮かんできます。
検索順位をGoogleの手によって意図的に下げられた事を「ペナルティを食らった」と表現するわけですね。
最近の流れとして、この「Googleペナルティ」という呼び方が変わってきているそうです。後でも書きますが、Googleが直接ペナルティを課す場合を手動ペナルティと呼び、検索アルゴリズムが検索順位を下げることを自動ペナルティ若しくは検索順位の下落と呼んでいます。
ちなみに、手動だろうと自動だろうと、どちらも検索順位が下落します。というか100位以下に飛ばされます。実質圏外です。
それでは、僕がこのブログの検索順位が復活するまでに行った作業内容を、順番に書いていきます。
とにかく現状の把握を把握する
まず、検索順位が下落したという事実を再度確認します。
僕の最初の行動は、こちらのサイトを見ながら、自分のブログの現状を把握する作業でした。
Googleペナルティ判定フローチャート | SEOとその周辺
このサイトで、自分のサイトの状態を把握できます。
この時点で、何らかのペナルティを受けているな!という実感が湧きました。
Googleの品質に関するガイドラインを読み解く
Googleは、ウェブマスター(サイト管理者)に対して、どういうサイトが品質が高くて望ましいのかを定義しています。
すんごく分かりづらくて、何言ってるかわからん部分もあるんですけどね。
**
・ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) – ウェブマスター ツール ヘルプ
このガイドラインを熟読しながら、自分のサイトが、Googleの定めるところによる品質の高いサイトとどう違うのかを考えていく作業を、これから繰り返すこととなります。
もし、「ガイドラインが解りづらくて発狂しそうだ!!!」と思った方は、こちらのサイトも併せて見てみると、為になると思います。
Googleガイドライン違反ペナルティの解除方法 | SEO 検索エンジン最適化
品質に関するガイドラインを解りやすく説明しています。本当に助かりました。
66項目を確認する
Google検索順位下落・ペナルティ 診断と対処66項目 | SEOとその周辺
ペナルティの原因になりやすいものが66項目に分類されています。すごく解りやすい内容です。
ペナルティを受けているっぽいなと感じたところで、上記のサイトに記載されている66項目をチェックしました。
それも、PDF版を印刷して、赤ペンでチェックを入れていきました。
それくらい気合いを入れ、細かくチェックすることで、原因が見えてくると思います。
実際に作業したこと
ここでは、作業した内容を書いていきたいと思います。
あくまで、当ブログの検索順位が復活するまでに行った作業内容です。
全ての検索順位急落減少に対応できるわけではないのであしからず。
カテゴリとタグの整理
まずは、**カテゴリ名とタグ名が重複しないようにしました。
**
当ブログのメイン記事は、スタバのフラペチーノを美味しくカスタマイズする方法の紹介です。
- フラペチーノ
- フラペチーノとは、スターバックスコーヒーが販売している砕いた氷とコーヒーを混ぜ、ホイップクリームを上から乗せた飲み物です。
これまでは、フラペチーノの種類をカテゴリ名として、1杯飲む事に1記事書いていました。
同じカスタマイズ内容では飲まない!と決めている為、スタバに行く度に最低1記事にはなるわけですね。
しかし、これがGoogle先生の反感を買いました。
一言で言うと、フラペチーノの飲み過ぎなんです。
1つのメニューのカスタマイズに対して、モカシロップを追加するしないで記事を分けることで、記事数を増やしているつもりが、逆にタイトルを見て、フラペチーノをどんなカスタマイズにしたのかがユーザから見て解りづらくなってしまったんです。
そして、カテゴリ名に使っているフラペチーノの名前のタグも作っていたので、何がどうまとまっているのか、どこをクリックすれば見る人が見たいカスタマイズに到達できるのかが判断しづらい状態でした。
カテゴリとタグに同じ内容が書かれているということは、重複するコンテンツが沢山あるということ。これは検索結果に悪い影響が出ますし、人間からも見づらいサイトなわけです。
今は、フラペチーノの名前をタグ名で分けて、「フラペチーノ」というカテゴリに分類するようにしています。
記事がパクられていないか調べる
当ブログの記事の中で、ここ1年くらいずっと読まれ続けている記事があります。
それは、ネットワークビジネス「モナヴィー」に関する記事です。
**
・友人にモナヴィーの説明会に連れて行かれたから断って激怒した時の話 | No:3641 | 早乙女珈琲店
この記事では、僕が何故ネットワークビジネスをやらないのかという理由を、実際に僕の身に起こったことを交えながら主張しました。
検索順位が下落した記事の中で、唯一記事名で検索しても圏外に飛ばされたままの記事であることが分かりました。
ご覧の通りです。記事名で検索しても、記事ページがトップに出てきません。
というか、妙なサイトが上位にランクインしています。
このドメイン。絶対に怪しい。
というわけで、こちらのサイトを参考にして、Googleに申請を出してみました。
パクリサイトに記事を全文無断転載されたのでGoogleに著作権侵害を報告しつつ差し替え画像を用意して対策を講じてみた | OZPAの表4
どうやってGoogleにパクられたことを申請したらいいのかは、このサイトに書いてありました。助かりました。
strongタグの乱用を止める
ウェブページ上で、文字を強調したい場合は、strongタグかbタグで囲むと思います。
特に検索に影響が出るタグはstrongであると言われています。
僕の場合は、結構な頻度でstrongタグを使っていました。1つの記事に結構使うこともありました。
しかし、それがGoogleにとって記事内の重要な部分が多すぎて、
かえって読みづらかったのかもしれません。
僕は、これまでStrongタグを沢山使った記事を探し、bタグに置換しました。
重複するメタデータ(descriptions)をどうにかする
ウェブマスターツールの「検索デザイン」→「HTMLの改善」を見ると、「重複するメタデータ(descriptions)」が大量に発生していることに気がつきました。この減少は、ページの説明を入れるメタタグが、全てのページで同じ内容が表示されている場合に発生します。WordPressの設定がデフォルトのままになっていると、こうなっている可能性が高いんです。
僕は、こちらのサイトを参考に、重複を回避しました。
wordpressのメタデータ重複(description)の解決方法 | HeadSpace 2 SEOの使い方 | NO:816 | Webデザインリリック
重複するメタデータ(descriptions)を解決する方法が分かりやすく書いてある記事です。大変参考になりました。
設定がうまく機能している証拠です。
6月25日の時点では、かなり減っていることがわかります。
復活!
日々改善点を考え、「これでもか!これでもか!」と思いながらも作業した結果、6月17日に検索順位がいきなり復活しました。
ニッチなキーワードで検索すると、ブログの記事名がトップに出るようになっていました。
感動のあまり結構泣きそうになりました
(´;ω;`)
これまでの苦労が結果を出せた!と思っています。
最後に
検索順位の下落、特にペナルティを受けた感じに下落すると、
かなり精神的に辛いと思います。
僕の心もかなりやられました。
しかしながら、その中でもスタバカスタマイズの記事にアクセスしてくれる人が結構いることに気づけたのも、今回のペナルティを経験したからこそでした。
結果的に、このブログは、Googleにとっても悪くないサイトとされ、
人間から見ても見やすく改善されたと思います。
その作業がGoogleに認められた。そう思うことで、心が結構楽になりました。
ブログを書いていると、避けては通れないGoogleペナルティ。
これを読んでいる人で、ペナルティを課せられた方は、
最後まで諦めず、より良いコンテンツ作りを頑張ってください!
ヽ(=´▽`=)ノ