生きることにこだわりを。魚住惇です。
LAMYの万年筆、Safariの2024年版の漢字ニブが発売されました。
【数量限定】LAMY safari field green gold clip 万年筆 漢字ニブ
これまでもLOFTや銀座伊東屋とのコラボで実現していた「漢字ニブ」のSafari。次に発売する時には手に入れてみたいとずっと思っていました。
そうしたらたまたまキングダムノートのスマホアプリの通知で販売を知ることができたので、無事ゲットすることに至りました。
事前情報なしの突然の出費でしたが、ひとまず写真を残しておこうと思います。
2024年カラーはフィールドグリーン ゴールドクリップ
この緑にこの金のクリップ、あぁ、実は自分にとってこれが初めてのLAMY Safariなんですけどね。これにして良かったよ。そう思わせてくれるほどの色合い。良いよこれ。
Safariと言えば蛍光カラーなどの明るい色をよく見かけますが、この落ち着いた色。アラフォーの自分にはピッタリだなという印象を受けました。
ちなみにこのコルクは、インクカートリッジが刺さらないようにするための工夫です。実際に使用する時には、コルクを取り外して、インクカートリッジをカチッとなるまでブッ刺しす必要があります。
漢字ニブを観察してみる
漢字ニブをカメラで撮ってみました。いいよね。この「漢」の字。これが男心を全力でくすぐってきます。
あぁ、斜めからの眺めも素晴らしい。万年筆のペン先「ニブ」はうっとり惚れ惚れするデザインをしているだけで、それだけでたくさん書こうという脳内ブーストがかかります。
ニブを横から観察してみます。大きなペンポイントが、三角お山のような形をしています。この形状が漢字特有のとめはねはらいを表現しやすくしているのでしょう。
漢字ニブの書き心地
字が下手なのはご容赦ください。実際の書き心地がどうだったのか。正直に書きますね。
インクカートリッジをブスッとして、ペン先にインクが伝わってきた直後の感想は、衝動的にポチったことを後悔しました。
想像していた感触と比べて、全然違っていたからです。カリカリととにかく紙に引っかかるし、もう書きづらいったらありゃしない。
ペンポイントがずれているのか?角度が違うのか?指先と万年筆との対話が始まりました。
自分の持ち方が間違っているのか。たまたま角度が悪いのか。ベストポジションを見失っているのか。結構焦りました。
ところがですよ。ノート2ページほど書いて、まぁこんなもんかなと思って少し時間を置いて。しばらくしてからまた書いてみたその時です。
ぬあああああ、なめらかなめらか、うわあああ、すらすら書ける。さっきのカリカリは何だったんだ。うおおおお。
突如として、書き味がなめらかになりました。よくあるSafariの書き味です。いや、それ以上か。どうやらさっきまではインクフローが良くなかった様子。
「こりゃ金ペンの方が断然良いな。」なんて安易な考えが完全に吹っ飛びました。これは良い万年筆です。即完売になるのもわかるわ。