こんにちは、HHKBで人生が変わった男です。キーボードと言えば、静電容量無接点方式と心に決めています。今回は、AKEEYOというメーカーが販売しているNizという名称が付いたキーボードシリーズの防水版が出たという話を聞いたので仕入れました。

僕の心はHHKBのものなんですけどね、中国製のキーボードがどれほどの出来か、自分自身の目で確かめたいと思います。

なおこの記事の執筆にもNizを使ってみています。

AKEEYO NIZ IP68全体防水静電容量無接点方式キーボード

これが今回記事の執筆に使っているNizキーボードの防水モデル。テンキーレスで、キートップには刻印があります。ちなみに英字配列です。一般的な英字配列なのでEnterキーが横長で、BackSpaceキーの間にバックスラッシュ・¥マークのキーが挟まれています。

刻印をよく見ると、通常反応する文字の刻印と、Shiftキーを押しながら反応する文字の刻印とが横並びに配置されています。うーむ、僕はどっちがどっちか分かりますが、「左側が普通の方」って覚えていないと、あまりキー配列をまじまじと見たことがない人は混乱しそうなレイアウトです。

左下の部分にCtrlキーが配置されており、Fn+Ctrlを3秒間押し続けることで、CtrlとCapsLockを入れ替えることができます。スイッチ等で切り替えるのではなく、Fnキーとの組み合わせにより特定のキー同士を入れ替える仕組みです。ちなみに「Fn+左Altキー」を3秒間押し続けることで、WinモードとMacモードを切り替えることができます。MacモードではWin/MacキーはCommandキーが割り当てられるようになっています。

このNizシリーズは全てのキーがプログラマブルで、専用のユーティリティアプリを使えばキーの配置を自由に変えることが出来ます。凄いのは、キーの配置を変更したらキーボードの基盤にそのキーマップが書き込まれるため、他のマシンに接続してもその設定が反映されていること。マウスやトラックボールのユーティリティでボタンの効果を変更するのとは訳が違います。その点については2年前に購入した「NIZ Plum Nano 75」と変わりません。

気になる防水性能

真横から見てみると、キーと本体との若干の隙間が見えますね。HHKBやリアフォは横から見ても隙間は見えません。

この構造は水を効率良く捌けさせるため、だと思われます。

今回はまだ届いたばかりなので、防水性能そのものを僕自身は試していませんが、YouTubeに乗せられている公式動画で紹介されている防水を証明する動画はこんな感じです。

こういうシチュエーションは・・・、果たしてあるのか?

メーカーの人曰く、コーヒーやジュースをこぼしたとしても、すぐに水洗いすれば大丈夫だそうです。今度わざとコーヒーでもこぼしてみようかしら。

静音リングが内蔵されている

付属の工具でキーを引き抜くと、CherryMXの形をした静電容量無接点の部品が出てきます。

よーく見ると、水色の静音リングが内側にはめられています。なるほど、キーストロークがやや浅めなのはこれがあるからか。

実際に非静音のHHKBBTと打鍵音を聞き比べてみると、これくらい違います。

まぁ、音で言うとね、そりゃ静音リングの効果は絶大だなって思います。ただ、キーストロークがリングの幅の分浅くなってしまっているのが残念です。僕はやや深めの方が好みなので、HHKBBTに静音リングをなかなか付けられずにいます。

価格14599円は買いか?

改めてこのキーボードの良いところを挙げてみるとこんな感じです。

AKEEYO NIZ IP68全体防水静電容量無接点方式キーボードの良いところ

<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-list smb-list" data-icon="check-circle">
  <ul>
    <li>
      静電容量無接点方式が採用されている
    </li>
    <li>
      CherryMXのキートップが使える
    </li>
    <li>
      静音化されている
    </li>
    <li>
      プログラマブル
    </li>
    <li>
      防水仕様
    </li>
  </ul>
</div>

敢えて残念な部分を挙げてみるとすれば、Bluetooth接続ではなくUSB接続であることと、キーを入力している時の感触と音が良くも悪くも中国だなっていう感じ。個人的にはHHKB Type-Sの押し心地が最高です。

15000円ほどでAmazonで購入できるので、買いだと思う人は良いんですが、この価格ならRealForceの中古を探しても良いんじゃないかなと考えます。

ちなみにこの記事執筆時点ではAmazonにて1000円オフのクーポンが適用できます。13599円まで価格が下げられますので気になる方はチェックしてみてください。