世の中のスマホの充電端子の標準と言えば、今やUSB-C。先日iPhone12の発表がありましたが、充電端子がLightningでした。ほんと、まだLightningなのかよとも考えましたが、Appleはきっと充電端子ですら不要なiPhoneをいつかきっと出すことでしょう。それまではLightningを仕方なく付けた感じがします。

ならせめて、ACアダプタ側はUSB-Cに対応したものを用意しようと思ったので、今回はAnker製のACアダプタが内蔵されたモバイルバッテリーを購入することにしました。

PowerCore III Fusion 5000

Ankerは数年前からPowerCore Fusionという名称のACアダプタ内蔵というかコンセントの端子が出てくるモバイルバッテリーを販売しています。

この「PowerCore III Fusion 5000」というのはその中でもUSB PDという充電規格に対応したモデルです。

USB PD、PDとはPower Deliveryの略で、通常のUSBよりも大きなW数できるため、短い時間で充電できるのが特長です。

PDの電力の種類はいくつかあります。一番小さいW数で18W、最大で100Wまでの規格があります。このモバイルバッテリーは18Wに対応したものです。iPadProやMacを充電する時の18Wは少なく感じますが、iPhoneの充電なら18Wで十分です。

この赤い方が初代PowerCore Fusion 5000です。今回買ったものとバッテリー容量は同じでまだまだ現役で使えますが、個人的にはこれ1台で旅行に出かけたら地獄を見ました。iPhoneもiPadもApple Watchも出先で充電したくても、W数が全然足りなかったのです。これに懲りてから、もうACアダプタやモバイルバッテリーは、USB PD対応以外買わん!と心に誓うようになりました。

ちなみに初代と現行のPowerCore III Fusion 5000とで比較してみると、今回買った新型の方が若干大きくなりました。太さはそこまで変わりませんでした。

感想

気になる充電速度はというと、iPhoneSE2が完全にバッテリー切れた状態から30分ほど充電して48%まで復活しました。やっぱこれくらいの速度は必要だよなぁと実感してます。

あとこの袋は・・・、いらんなぁ。

ちなみに今回買ったモバイルバッテリーは、妻のゆかさん用として購入しました。僕が買うなら、最低でもPD45Wに対応していて、コンセントも内蔵していて、できたらQiにもApple Watchの充電にも対応してて欲しいので見送りました。というかそんな便利なバッテリーがあったら教えてください。