最近、ブログを書くことをレクチャーすることが増えた。直近だと、教え子。大学が春休み期間に入って、時間が出来て、この空いた時間を有効活用したいと考えて、高校時代の担任である僕を思い出してくれたらしい。

ただ、ブログについて話して10日ほど経ったが、その子のブログが未だに存在しない。単純に教えてもらっていないからかもしれない。

僕はこの感覚に、デジャヴを感じる。

mixiを更新しなくなった人

もうmixiというSNSが全盛期だった頃から10年以上も経つのか。mixi依存とか、あの赤い文字を見ないとそわそわするとか、よく問題になっていた。元々アウトプットすることがあまり無い人(ほとんどの人)は、数年のうちにドロップアウトしていった。リアルで会う人に「最近mixi更新しなくなりましたね。」と話すと、「なんか、書くことがなくて」という言葉が高確率で返ってきた。

twitterの最後のツイートが256dとかなってる人

最近、twitterで自分がフォローしているアカウントをざっと見直してみた。コミュニティでリアルで会ったことがある人で、僕はその人をフォローしているんだけど、その人は僕をフォローしていないっていう人が結構多くて軽く絶望した。そういう人の中で、自分の人生には関係ない人は、一応スクリーンショットを撮ってからフォローするのを辞めた。

まぁそんな話はさておき、意外と多かったのは、最後のツイートがかなり前の人達だった。下手すると1年以上もツイートしていない。別のアカウントに切り替えたのか、そもそもtwitterをやめてインスタに以降したのかはわからない。

僕がフォローする人間は、オフ会で出会った人か、セミナーで話を聞いて尊敬した人が多い。オフ会後に複数人と一気にフォロー大会が始まったりするから、フォローした人の数人のかたまりを見て、「あ〜このあたりの人は、この前のオフ会で出会った人だな」と思い出しやすい。

その中で今となっては全然ツイートしていない人が意外と多かった。twitterは生存確認ツールだとよく言ったもんだ。今となっては生きているのかどうかもわからないアカウントの多いこと多いこと。オフ会で会ったあの頃は、意識高そうだったのに。

ブログがNot Found

僕はブラウザのブックマークについては全然整理していない方で、Firefoxのブックマークを見ると、なんとなくブックマークしておこうと思ったものや、後の人生でもう一回見る機会があるだろうとその時思ったものがブックマークした順番に並んでいる。

唯一やっているのは、何度もクリックして、これからも何度もクリックするである項目を、「毎日チェック」っていうフォルダに入れているくらい。それ以外は全て時系列順に並んでいる。

そうすると、上の方に溜まるのは過去にブックマークしたサイトで、下に行けば行くほど現在に近づいていくことになる。

何より悲しかったのは、上の方に溜まっているブックマークの中で、結構な割合で存在しないブログが増えたこと。運が良くて、最新更新日が僕がブックマークした時期とか、オフ会直後くらい。

もうね、そのブログにアクセスできたことだけでも良いと思ったわ。NotFoundとか見ると辛い。もっと嫌なのは、海外のDNSとかにリダイレクトで飛ばされるの。「あいつも既に悪の手に落ちたか(ウェブから姿を消したか。をスーパー戦隊風に言っただけ)」とか思う。

ブログを更新するってハードルが高かったのか

僕自身、ブログを更新することは生活の一部であり、日常だと感じている。だって書きたいこと、言いたいことあるし。嫁は興味の無い話だとあんま聞いてくれんし。僕は自分が思ったこと、考えた事を誰かに聞いて欲しい性格だから、どんどん語りたい。「ブログを使って何かを発信したい」ではなく「頭の中に溜めている、言いたいことをとにかく外に出したい」と思った時に出会ったのが、たまたまブログという手段だっただけの話。

でもWordPressでのブログの更新方法を説明していて思った。以外と面倒臭いことだったんだ。

タイトル書いて本文書いて見出し載せて、画像貼ってアイキャッチにも登録して、パーマリンク考えて。

説明していて、「あぁ、ブログを書くことって、こんなにも面倒臭いことだっけ?」とも思った。逆に言うと、そういうことをあまり苦にならない自分がいることにも驚いた。そりゃブログを書くっていう習慣がなかなか身につかないわけだ。

恐らく、ブログを書くことが出来ても、更新し続けるとなると、また大きなエネルギーが必要となるんだろうな。

こんな文章でも、更新して良いのがブログ。うん、すばらしい。こうでなくっちゃ。