美崎 栄一郎 さんが書いた『超iPadバカ』を読みました。

この本は『iPadバカ』の続編とされているもので、

iPad miniが登場してから、ここ最近のアプリの使い方を中心に書きなおしたものだそうです。

僕は発売してからというもの、「できれば電子書籍版で読みたいなぁ〜」と思っていて、

なかなか買わなかったんですが、給料日ということもあって、財布が緩み、気がついたら

Amazonでポチっていました笑

感想

まず、全体的に言えるんですが、

この本をわかりやすく言うと、**「美崎さんという方がiPadをどのように使っているかが書かれた本」**となると思います。

なので、万人受けする本ではありません。が、「あ〜こんな使い方も出来るんだぁ!」という発見も必ずあります。

特にアプリの操作説明が事細かで、タップする場所の名前までも正確に綴ってあります。

このアプリの活用をどう説明するかというのが、これまで出版されたアプリ活用本だったり、

アプリ紹介のブログなどがそれぞれの特徴を出していたと思いますが、

この本は、縦書で、アプリの説明もほとんどが文章なんですよね。

なので、文章を見て「ふんふんふん、あぁここをこうするのね」と理解できればそれで良いのですが、

「え?これが?えっと?ここをタッチして?えぇっと?」という感じに操作に迷ってしまう方も少なからずいらっしゃると思いました。

しかし、そういう方を対象にしてしまうと、全面カラーのはじめてのiPad!的な本になってしまうので、両立が難しいところです。

そう考えると、この本がどんな人向けに書かれたのかは、なんとなく想像できます。

まぁ内容の知識量に関しての感想はこんな感じですが、美崎さんの文章は、とても読みやすいんです。

結構正直な言葉で文章を書いてる感じだなぁということが本から伝わってきます。

美崎という方の人柄が本に表れている、そんな感じがします。(お会いしたこともありませんが笑)

ただ一つ言えることは、そんじょそこらのiPad本を買うなら、この本を買ったほうがいいですね。

普通の本よりも、一歩踏み込んだ操作をこの本では説明されていますし、

普通の活用本なんかは、「んなもん誰もわかっとるわい!」と思いそうな部分まで事細かに説明されているので読んだとしてもそこまで感動しません。適当に本体説明しておすすめアプリを紹介するだけですし。

そう考えると、iPadを買ってみたが、どう活用すればいいのかわからない方にとっては、素晴らしい本だと思います。