以前作ったフローチャートに従い、ディズニーシーを攻略してきました。ついでにiPhone版タスクシュートアプリ「たすくま」で記録も取りました。

嫁「ディズニーに行きたい」

突然、嫁にこう言われました。「ディズニーに行きたい」

おう嫁よ、そなたはネズミの国で夢を見たいのか。はてそういえば、自分が最後にディズニーに行ったのは一体いつだったかの。

独自のアルゴリズムとたすくまを使ってディズニーランドを攻略してきた | さおとめらいふ
これか!2015年ということは、今から3年前か。1アージュぶりだな。

話によると、嫁は年に1回のテーマパークへの旅行を楽しみにしているようで、ランド・シー・ユニバーサルをローテーションしているのだとか。そして、去年は家族でユニバに行ったことから、今年はディズニーシーに行きたいという旨を言葉にしておりました。

ディズニー攻略フローチャートの出番だ!

というわけで、ディズニーとなれば2015年に僕が作成した「ディズニー攻略フローチャート」が使えるかも!と思ったのでした。

2015年に作成したディズニー攻略フローチャート

※高画質なPDF形式を以下のリンクよりダウンロードできます。

ディズニーランド攻略フローチャートのダウンロード

このディズニーで行動する時、常にこのフローチャートに従って行動していけば、きっと時間を無駄にすることなく行動できるはず!という想いで作成しました。「夢に浸る」、つまりアトラクションを楽しむ回数を如何に増やすかということを目標にしたものです。

実際にこのフローチャートの通りに行動し続けると、効率がかなり良くなり、次に取るべき行動を決める時に迷わなくなります。「次どうしようかなぁ」と考える時間を極力少なくするためのものです。ただ、全てをこの通りに行動し続けたら体力が保たない人もいるので、相性はあるでしょう。

当時はランドの攻略を目指すために作成したこのフローチャート、僕はこれがディズニーシーでも通用するのかを確かめるため、東京に向かいました。(もちろん嫁と共に楽しんで来ることが最大の目的であることは言うまでもない)

事前準備

ディズニーに行くとなると、到着する前に必ずやっておくべき事があります。

それは下記2つです。

乗りたいアトラクションを決める

全てのアトラクション、全てのパレードを楽しむことは、無理です。ディズニー攻略は時間との闘い。何かを優先し選択することは、同時に何かを諦めることなのです。

まずは、2人で乗りたいアトラクションについて、公式サイトを参考に話し合いました。

【公式】東京ディズニーシー | 東京ディズニーシー
そこで出来た乗りたいアトラクションリストがこちら

  • ニモ&フレンズ・シーライダー
  • タワー・オブ・テラー
  • レイジングスピリッツ
  • インディ・ジョーンズ・アドベンチャー

これら全てFP(ファストパス)発券対象のアトラクションです。これらをそのまま並び、乗るなんてことは時間のロスに繋がると考えたため、当日はこのアトラクションのFPを発券することを目標にしました。

見たいパレードの時間を把握する

これも公式サイトを参考に、今の季節に開催されているパレードなどの時間を調べました。

今回ディズニーシーに行ってきた期間がちょうど七夕シーズンだったので、「七夕グリーティング」とういパレードが開催されていました。それと、定番のものを含めて、3つのパレードを見ようと決めました。

  • 七夕グリーティング
  • ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー
  • ファンタズミック!

ほんとにパレード3つみつつ、アトラクションに乗れるんかな・・・と内心不安でした。

ご飯を食べる場所を決めておく(超重要)

嫁は「食事をするなら店に入りたい」と考えているので、屋台みたいなとこで買うことを避けました。

きっと、他のお客さんたちも似た様な考えで、お昼の時間帯にはレストランは激混みのはず。なので、予め何を食べたいのかを考え、地図のどこの辺りで食べられるのかを調べました。

このミッションは、失敗すると1時間ほど待たされるので予定が狂う可能性が高く、更にアトラクションを優先すると空腹に飢える危険性があります。なので、事前にどこで何を食すのかを考え決めておくことは、人間の三大欲求を満たすために極めて重要なのです。

以上のことを準備し話し合い、ディズニーシーに向かったのでした。

追記:決めたことをすべて「たすくま」に入れる

goryugocastというpodcastでこの記事を取り上げていただいたので、話の中に出てきた「たすくまを使った攻略」について少し追記します。確かにログ残しのために使っただけに見えてしまいますね。

準備段階で決まったことを「たすくま」に入れました。

  • FPを取りたいアトラクション名
  • 見たいパレード名
  • お昼ご飯を食べる場所

それらがたすくまの画面に表示された状態で現地に到着しました。

パレードなどは開始時間が決まっていて、お昼ご飯を食べたい時間帯も人間としてほぼ決まっています。
今回の「攻略」の定義は、開始時間が決まっていないタスク(つまりアトラクションを楽しむこと)を、開始時間
**決まっているタスクの合間に、如何に多く入れるか。**ということです。

攻略結果

これが今回のたすくまログです。iPhoneアプリの「たすくま」は、時間を記録するのに最適なんです。

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前回の2015年のランド攻略と同様に、記録を取り続けました。

FPの発券が最優先

ディズニーシーの入り口からすぐのところに、大きな地球儀があるんです。そこはインスタ映えスポットなので大勢の人で溢れています。

しかし僕らにはまずニモのFPを発券しに行くというミッションがあったため、地球儀はスルーしました。

効率良く動くことができたので、今回は取りたかったFPを全て発券することができました。しかし、時間帯がパレードと被ってしまったものもあったので、発券したのに乗れないアトラクションもありました。

ミッキーマウスと記念写真

ミッキーマウスと記念写真

ニモのFPを発券し終わったところで、ミッキーとの写真撮影が40分待ちだったので並んで撮りました。

ミッキーマウス本人(人?)に「Twitter、OK?」と撮り終わったカメラを指さすと、bグッ!と親指を立ててくれたので、ブログにも転載しました。

待ち時間確認アプリを駆使した

アプリで待ち時間を確認する嫁

僕がたすくまで記録をしている間に、嫁は待ち時間を確認するアプリを使って、フローチャートに従い、現在地に近いアトラクションで待ち時間の短めなものを確認していきました。ちなみにその嫁が使っていたアプリはこちらです。

追記2:見積もり時間と実際に並んだ時間の差が面白い

現地では、嫁に待ち時間を確認してもらい、それを予め入れたタスクに見積もり時間として登録しました。流石に移動時間までは調べられませんでした笑

でも例えば、ミッキーマウスと写真を撮るタスクは、アトラクションの看板には60分待ちと記載されていたことに対して、ログを見ると並び始めてから撮り終わるまで41分でした。

ミッキーとの写真は、本当は60分待ちでした

主観だけなら「60分待ちのアトラクションに時間を使った」とだけ感じるんですが、たすくまで正確なログが残ると「60分待ちだったのに41分で済んだ!ミッキーも可愛かった!やったね!」となりました。これが時間が短縮できた気になってテンションが上がり、次のFPを発券しに行くまでに時間があることがわかり、割と近くにあって20分待ちだったマジックランプシアターを見に行くことができました。この考え方ができたのは、たすくまのおかげですね。

ディズニーシーならお酒が飲める

ビールがうまい!

男がディズニーシーに行って何が嬉しいって、ビールが飲めるところですよ。ひゃっほー!日が昇っている間からビールをぐび!っと飲むのがたまらんのですよ。

仲良く共有

嫁も少し飲んだんですが、お酒にあまり強くないので一口飲んだ後は僕が美味しく飲みました。昼間っから飲めるなんて最高すぎる。

三脚禁止だけど困らない

スタッフに撮ってもらった写真

ディズニーは、カメラの三脚禁止です。通行の妨げとなったり、混雑の原因となるからです。

でもその代わり、スタッフがそこら中にいるので、「カメラお願いしてもいいですか?」と問いかけたら笑顔で応えてくれます。ここに全ては載せませんが、結構写真を撮りました。

パレードを楽しむための場所

七夕グリーティング

ハピエストセレブレーション・オン・ザ・シー

ファンタズミック!1枚目

ファンタズミック!2枚目

事前に立てた目標に従い、パレード3つを楽しむことができました。キャラクターたちが結構カメラ目線をくれたので良い写真が残せました。

これらのパレードは、ディズニーシーの入り口から入ってきたすぐの正面のところにいる人達が楽しめるようになっています。場所取りをするのであれば、正面の見晴らしの良いところを確保することをおすすめします。

まとめ

この1枚は最高

ディズニーシーを攻略した結果をまとめました。

  • ファストパス:4(そのうち1つは乗れず)
  • アトラクション:7
  • パレード:3
  • アトラクションの待ち時間合計:3時間43分
  • お昼ご飯(並んでから食べ終わるまで):25分
  • 撮影できた思い出の写真:2539枚

事前に念入りな準備をしたおかげで、並ぶ時間を最小限に留めることができ、パレードも見られ、お昼ご飯にもありつけました。

思い出の写真がやたらと多いのは、パレード中にほぼ常に連射で撮影していたからです。その中でも今回の記事に掲載した写真は、本当に写りが良かったものです。常に取り続けたら、そのうちの何枚かは良いものが撮れる。その考えで撮り続けてきました。

いやぁ楽しかったですディズニーシー。来年はランドかユニバだな。