今年の4月から、僕の生活がそこそこ変わりました。そこそこの文章量のアウトプットが出来ているんですよ。個人的にビックリです。

1ヶ月ほど前に購入したアクセスノートブックに、思いつくままに万年筆でフレーズやら文章やらを書いていたんですが、もうどんどん文章が出てきて止まらない。これが今までではあり得ないくらいページを消費するようになってしまったんです。

この手の自由に文章をとにかく書いていく発想法を「フリーライティング」と言って、一部の知的生産界隈で流行っています。僕は昔からやっていたんですけどね、まさかこの作業に名前が付いていたとは。

結果的に嬉しい誤算ではあるんですが、その代わりに失ったものもありました。

お小遣いを想定以上に失った

結婚した身として、お小遣いはかなり重要です。僕は今、目安として3万円を目処に自由に使うことが許されています。

僕がこうしてブログが更新できているのも、質の高い授業ができているのも、全てはあらゆることをアウトプットする生活習慣を築けているからです。でもね、このアウトプットにはやたらと金がかかるんですよ。

理由は、アクセスノートブックというお高いノートを使っているからです。iPadもApple Pencilも持ってはいるんですが、やっぱりアイディアを書き留める時は紙とペンの方が良かったりするわけですよ。そのためのアクセスノートブック、そのための万年筆です。

現在のアウトプットの主軸は、手書きのノートです。文具王さんが作ったインデックス付きのノートで、目次管理がし易く、書きやすい紙質なんですよ。

このノートが、まぁ高い。1冊200ページで2570円します。つまり1ページ辺り12.85円です。これは高い。100均のノートとして換算すると1冊10ページ以下となってしまう価格帯です。

でも、10冊使ってきた僕としては、このノートが書きやすくて良いわけですよ。他のノートだと、上手くアウトプットできません。ページ1枚1枚にページ数が書いてあるのも良いですし、ノートの裏表紙が半分に折れてくれるので、ページがめくりやすいんです。

現在、165ページまで書き進めてしまいました。このままいくと、2ヶ月で1冊のペースで購入することになります。ということは12ヶ月で6冊という計算になります。1冊2570円しますから、2570×6=年間15420円がノート代として消えるわけです。

計算したらわかる。ノート代としては高い。

しかし一度アクセスノートブックの魅力を知ってしまったからには、高いとわかって「はいそうですか」と制限されるのも嫌で、いつでも書き心地の良いノートで発送を巡らせたいものです。

とほほ、今度からこのノートを購入する時は、自腹かな。

アクセスノートブック以外のノートに触れる機会を失った

あくまでフリーライティングを行う時に使うノートの話です。万年筆+アクセスノートブックの組み合わせが本当に心地よくて、他のノートでは思うように書けなくなってしまいました。もうこれ以外のノートでは思考が発達していかないんじゃないかって思うくらいです。

悪く言えばですけど、他のノートと出会う機会が無くなってしまったな、と思うわけですよ。

どなたか、書き心地が素晴らしくて、万年筆との相性も良くて、尚且つページ番号が付いている200ページほどを綴じているノートがあったら教えてください。特にページ番号が付いていることがポイントです。僕も探してみたんですが、ページ番号付きとなると一気に選択肢が狭くなりました。

失ったものの1つ目である小遣いが、更に失われる原因ですよこれは。

終わりに

あの、読んで下さっている方には「なんのこっちゃ?」っていう話かもしれませんが、フリーライティングという自由な発想のもと書きまくるという方法が本当に心地よくて、キーボード入力よりも良いなって最近は思っているんですよ。HHKBでの入力は、結局のところ僕にとっては作業です。手書き世代とも言うんでしょうか、手で書くことで頭が働き始めて、思考を深めるような脳の作りをしているんだなって、ノートに文字を書いてて思います。

それにしてもアクセスノートブックをずっと使い続けると、高い。しかしながら、それ以外に心地よいノートが見つからない。最近は、そんなことをモヤモヤ思いながら、万年筆を走らせています。

再度ここに書きますが、紙質が良く、A5サイズで、ページ番号が振ってあるノートがあれば、どうか教えてください。よろしくお願いします。