ちょっと何言ってるのかわからないでしょ?
僕も正直わかりません。強いて言うなら、ガオガイガーが借りの姿で、ジェネシックガオガイガーという本来の姿にファイナルフュージョンした感じでしょうか。
2週間ほど前に投稿したこちらの記事がバズったのでそうとうビビりました。
この記事で3Dモデルまで作ってまで語っていた僕ですが、**結局これってキーストロークの話だよね?**というご指摘を受けて、ごもっともですと答えた次第です。
キーストロークというのは、キーを押し込んだ時の深さを表す言葉です。ノートパソコンのパンタグラフキーボードと違い、押し心地が確かな深いストロークを好む人にHHKBがおすすめなわけです。
でもね、1つだけ悩みがありました。
高さです。深いキーストロークを実現しているが故に、キーボードそのものの高さが高いのです。
この高さなら手首を机につけないように、ピアノのようにタイピングするのがベストなんですが、そこそこの速さで入力するとなると、どうしても手首から腕にかけてを机にべたっと置いた状態で、手首を視点にして指を上から振りかざすように押す必要が出てきます。
そうすることで、手の位置が左右にぶれることもなくなるので、タイプミスも防げます。
この問題を解決するのが「パームレスト」というアクセサリです。僕はこれまで、市販品の1000円くらいのものを使っていました。
ところがこの安物パームレスト、悪くはないんですが、幅が合わないところがちょっと不満でした。これでは物書きとしてのテンションが上がらない。
ということをPFUさんに相談したところ、パームレストウッドをお借りすることができました。
結論から申し上げます。
これがHHKBの本来の姿だったんだ
パームレストウッド(ウォールナット色) {#vk-htags-4867b861-08c2-4f1c-82d8-ec2b0befe3f6.wp-block-heading}
今回試させていただいたのは、パームレストウッドという木製のもの。ウォールナット色というやつです。ちょっと濃い目の色をしています。
写真では少し明るめに見えるかもしれませんが、黒の机に置いてみると、よく馴染む感じがしました。
あ、あぁ・・・・
なんと美しいんだ。見ていて惚れ惚れします。黒の机との相性も良いし、何よりHKKBの手前に置くとよく映える。
やっぱり、寸法って大事なんですよ。他のメーカーのコンパクトキーボード用パームレストを置くと、横幅が合いません。ここはやっぱり、HHKBの寸法に合わせて作られたパームレストとセットで置くのが一番だと、見ていて思いました。
そしてよく見ると、中央にHHKBのロゴマークが刻印されています。あぁ美しい美しい。これぞバード電子が製作したHHKBアクセサリの証。
HHKBが全然滑らなくなる
HHKBって、裏面にゴム足があるんですけど、タイプしているとどうしても動いちゃうことがありました。これの対策として、僕は裏面に吸振マットを貼っていました。
この吸振マットもバード電子製なんですが、正直な話、この薄いゴムを貼ったところで、HHKBが入力中に何度もズレたんですよ。
これが納得いきませんでした。ゴム貼ったやんって。
それも今日から、悩まなくなりました。
このパームレストウッドには、2種類のゴム足が付属していたので、厚みのある方を貼ってみました。これがまたHHKBの高さにマッチしていて最高に良い。
そして何が素晴らしいって、こうして使っていてもパームレストもHHKBも全然ビクともしないんです。無理に動かそうと手首越しに力を入れてみても、机が揺れます。それくらい裏面のゴムが良い仕事をしてくれています。っていうかHHKB吸振マットもこのゴムだったら良かったのに。
これが本来の使い心地だったんだ {#vk-htags-04baf159-b227-405e-b39e-8c140c6baa3c.wp-block-heading}
良いものを使っているとテンションが上がります。仕事に対してモチベーションが上がります。何よりストレスも減るので快適に仕事が進むようになります。
今回紹介したHHKB用パームレストウッドは、まさにそんな商品でした。
以前から出ていたアクセサリだなっていうのは知っていたんですが、買おうかどうかは躊躇していました。2019年12月にEngadgetでHHKB用アクセサリを買いまくっていた記事が上がっていましたが、その頃は正直「いや、そこまで揃えなくても良いだろHHKBだけで」って思っていました。
ところが使ってみてわかりました。「HHKBとパームレストウッドを一緒に使う姿こそが、本来の姿だったんだ」ということが。そう思えるくらい手に馴染む製品でした。
いやこれ、本当に素晴らしい。マジで良い。職場にも同じやつ欲しいわ。
いつまで借りてて良いのかな・・・。