キーボードは白。昔ながらのワープロを見て育った僕は、キーボードは白が美しいというイメージが今もずっと心の中にあります。魚住惇です。
この度、PFU社よりHHKB25周年記念モデル「HHKB Professional HYBRID Type-S雪」をお借りすることができたので紹介します。
HHKB Professional HYBRID Type-S雪
今回紹介するためにお借りしたのは3つの商品です。 キーボード本体と、無刻印キートップセットと、カラーキートップセット。
まずは、HHKB雪から開けていきます。
箱がまず、白い。僕が初めて購入したHHKBはProfessional2からですが、ずっと箱の色は黒でした。今回初めて、箱も白くなりました。
こちらが「HHKB Professional HYBRID Type-S雪」です。真っ白なHHKBです。
っていうか、これまでのHHKBの白モデルが、本当の白じゃなかったのかと改めて思いました。
箱から取り出すとこんな感じです。
本当に、白い。
白い以外で言うと、ボディに刻印がありません。
本当なら左上にHHKB Professional HYBRIDっていう刻印があったんですが、そこも真っ白です。
あと良さげなのが、このFnキーです。Fnという刻印のキーではなく、25周年記念のキーキャップが取り付けられています。これは良さそう。
本来のFnキーはというと、箱の中に入っていました。こちらも白いキートップです。あとキーを引き抜くための工具も付属していました。
多分これは、形からしてARCHISSのOEMっぽい。
付け替えるための工具もつけてくれるのは、粋な計らいですね。
ちなみにこのHHKB雪は、2500個限定の製品です。日本語配列バージョンも用意されています。2種類合わせて2500台なので、英語配列バージョンで1250台、日本語配列バージョンで1250台です。
新色カラーキートップセット
続いて、ユーザーにアンケートを取っていたカラーキートップが商品化された、カラーキートップセットです。
1位に輝いた組み合わせは、
こちらのグリーンとブルーグレーの組み合わせでした。通常の赤青のキートップセットと同様、刻印ありと無刻印と両方が付属しています。
キートップ引き抜き工具も付属しています。あれ、でも赤青のキートップセットに付属していたものではなくて、HHKB雪に付属していたモデルと同じ引き抜き工具ですね。
刻印ありのキートップに付け替えてみると、こんな感じです。HHKB雪との相性もバッチリです。
グレーのキートップがなく、全てが白いので、カラーキートップがより映ます。
無刻印キートップセット(雪)
続いてHHKB雪に最適な、真っ白な無刻印のキートップセットです。
じゃん。真っ白です。左側のTabキーやCtrlキーの部分も真っ白。
キートップ引き抜き工具も付属しています。HHKB雪に付属していたのと同じものです。
僕はね、無刻印が大好きなんですよ。
漫画やアニメに出てくるキーボードって、刻印がないじゃないですか。まぁあれは刻印を書くのにコストが割けないからなんでしょうけど、あれをカタカタ打っているのを見て、それに憧れた僕としては、無刻印のキーボードを普通に使う姿に憧れがありました。
というわけなので、刻印のあるキートップを全て取り外して、無刻印のキートップに付け替えていきます。
おわっ!全部真っ白だ!これは見栄えが素晴らしいです。
わわわ、斜めから見ても美しい。美しいよHHKB雪無刻印。
カラーキートップセットに付け替えてみる
真っ白なHHKB雪でももちろん素敵なんですけど、せっかくなので、ESCキーとCtrlキーを先ほど紹介した新色カラーキートップセットの無刻印に付け替えてみました。
これはこれで、おしゃれです。
あとこれ。25周年のFnキーもつけました。このFnキーは個人的にかなり気に入ってます。
全体をみるとこんな感じ。この組み合わせ、惚れ惚れします。
改めて純白さを確認してみる
僕が普段から愛用しているHHKB白と、今回のHHKB雪を並べてみました。
これまで使っていた白モデルも、実は本当の白じゃないんだなっていうのが見比べるとわかります。
これまでの白って、PC98シリーズとかの色みたいな印象ですけど、HHKB雪の白さは本当に真っ白です。
これからの季節、HHKB雪が机上に置いてあると、周りまで明るく照らしてくれそうな、そんな純白です。
写真で伝わっているか不安なくらい、本当に白いHHKBです。
日本語配列の無刻印は今回初
今回の密かな目玉は、HHKBの日本語配列向けの無刻印キートップセットが用意されたことです。
これまでは日本語配列用の無刻印キートップが用意されておらず、英語配列のみの販売でした。従って、無刻印のHHKB日本語配列モデルを実現するためには、非公式なキーキャップを買うか、英語配列で用意された部分のみを使って再現するしかありませんでした。
それが今回、HHKB雪の色に合わせた無刻印で日本語配列用も用意されたことで、ようやく純正品の範囲内でHHKB日本語配列の無刻印が実現されたことになるわけです。
ちなみにこの無刻印のキーキャップセットは、英語配列モデルも日本語配列モデルもそれぞれ300台ずつのみの限定販売です。
早い者勝ちです。
それぞれの価格はというと、
- HHKB雪:36,850円(税込)
- 新色カラーキートップセット:1980円
- 無刻印キートップセット(雪)
- 英語配列:4510円
- 日本語配列:4950円
日本語無刻印キートップセットが、英語配列よりもキーの数が多いので若干高めですね。それでも300個しかないのですぐになくなりそうですが。
墨ボディに雪キートップも綺麗だろうなぁ。
それと最後に、この雪のキートップも本体もなんですけど、めっちゃ触り心地が良い。なんでかわかんないけど、めっちゃ触り心地が良い。素材がまた違うんだろうなぁと推測しますが、細かいところまではわかりません。
HHKB白と比べると、指の感触がまた違うんですよ。
これはこれで病みつきになります。
HHKB雪は、ユーザーからの要望が多かった色だそうです。
純白のHHKB、確かにこれまでの白は白ではなかった。本物の純白が欲しかったんだ。そんな方におすすめの数量限定HHKBです。