新しいMacを購入した時に、何のデータをどう移行したのかをまとめました。作業内容を結構コンパクトにまとめることができました。
データの保存先の把握
最初に確認した作業は、「いつも使うあのデータはどこに保存してあるんだっけ」という確認作業でした。
これはまぁ自分としては結構簡単で、Office365とiCloudDriveとDropboxを併用しているので、大抵はこの3カ所のどれかだろうという感じでいました。
唯一その中にないのがライブラリ関連で、写真アプリとiTunesのライブラリだけはクラウドにはなかったんですよ。
欲を言えば、Spotifyとかに移行したいんですけど、アニソンとかはまだまだオンライン配信サービスでは充実しているものが存在しないんです。え?ANiUTa?Mac版が存在しないのと、ローカルにダウンロードして再生できないので対象外ですよ。
事前にバックアップしておいたもの
というわけで、今回のMacの移行にあたって、実際に作業したのはiMacのローカルドライブのみに保存している2つのライブラリを、外付けHDDにコピーしておくことでした。
具体的にいうと、ユーザ名のフォルダに入っているミュージックフォルダ内のiTunesという名前のフォルダと、ピクチャのフォルダに入っている「写真ライブラリ.photoslibrary」という名前のファイルです。
これをそのまま新しいMacに移動すれば、同じ内容で起動できます。
写真アプリの場合は、iCloudフォトライブラリを有効にしていれば、本当は移行作業すら必要ないんですが、僕の場合はライブラリ内にMimeo Photosなどで作成したアルバムデータがあったので、ライブラリそのものを移行する必要があったんです。
それはそうと、最近のポータブルHDDが安いことに気がつきました。
5年ほど前に2TBを14000円くらいで買ったのは覚えているんですが、今はその値段で4TBのポータブルHDDが購入できるんですね。
いやぁこれにはまいった。Mac miniの2018年モデルの容量を補填する感じにも使えそうだ。欲しいぞこれ。
ん?また何か買うのかな?
買いません!買いませんとも欲しがりません勝つまではああ!!!
Google Play Musicにちと苦戦
僕は移動中に音楽を聴くために、Google Play Musicを利用しています。車にiPodを常備しているんですけど、いちいち転送するのが面倒臭くて、クラウドを介して聞いています。
iTunesのライブラリをそのままGoogle Play Musicに同期しているので、iPhoneやiPadからアプリを起動するだけで再生できて、結構便利なんです。
Macの場合、Google Play Musicのマネージャアプリをインストールしないとアップロードできないんですが、どうやらこのサービスに登録できるデバイスなのが10台までらしく、丁度登録できなかったんですよ。しかも、管理画面から10台のうち今はもう存在しないデバイスを削除しようとしたら、「この端末の許可を取り消すことはできません。1年間に許可を取り消せる端末は4台までです」とか言われてゲンナリしていました。
とりあえずここを参考にGoogleに連絡をとることにしました。
Google Play Musicの「取り消しは年間4台」制限に引っかかった場合の対処法 – Dream Seed
結論から言うと、メールでのやりとりができず、英語のままチャットを始めてしまったので、英語のチャットシステムでやりとりするはめに。
それでもまぁ、なんとか伝わったので、既に登録されている10台全てを消してもらえました。
クラウドサービスは登録して放置
iCloudDriveはまぁ自動で色々やってくれるとして、DropboxやEvernote、OneDriveなど、クラウド上にデータを保存しているサービスを結構使っているので、なるべく早めに、新しいMacにアプリを入れて、ログインして、そのまま放置しました。多分最初は同期に時間がかかるはず。こういう作業を就寝前とかにしておくといいんですよ。朝には終わります。
以上の作業で、移行が完了しました。
クラウドにデータを溜めておく癖をつけておくだけで、こんなにも便利になるなんてね。
Firefoxのブックマークだって、Firefox Syncに登録しておけば、同期してくれます。アイコンというか、ファビコンが全部アイコンが消えてしまっているのは、一度もアクセスしていないからで、アクセスさえすればアイコンは復活します。
今回はこういうプラグインにその作業を自動でやってもらいました。
Firefox 57以降でブックマークのfaviconを一括更新するアドオン「Checkmarks」 – さおとめらいふ
あとは使っていたアプリをストアからインストールするだけでほぼ完了しました。
めでたしめでたし。
Mac miniの外観
おまけというか、どちらかというとこっちがメインの話題だと思いますが、せっかく新しいMacが届いたので、写真を載せます。
まずこれ、「ちっちゃ!」と思ったのはつかの間で、このダンボールを取り外したら
こうなりました。あぁ、なんだか結構大きそうね。
箱はスライド式でした。
どん。本体は結構どっしりしています。そして角を触ると、少し痛い。それくらい鋭いエッジのボディです。美しい。
各種メディアで話題となったこの背面の端子。電源、RJ45、Thunderbolt3×4、HDMI2.0、USB3.1×2ですね。豪華です。
厚みは結構薄くて、AppleTV第4世代のリモコンを縦に置いた高さよりも低いです。
これをiMacの代わりに置いたもんだから、
机の上がだいぶスッキリしたね!
と嫁もこの通り大喜びですよ。
2日間ほど使ってみた感想
最後に、ここ2日間使ってみた感想を簡単にですが書きます。
もう、本当に、すごい。全ての動作が速い。
使ってみて実感しました。爆速なMacだ。
これまでもiMac2010であっても、Corei7にCPUを載せ替えたりしたので、結構速いなとは思っていたんです。でもそれ以上に爆速ですこのMac miniは。
やっぱり6コアが効いているんだろうなぁって思います。いくらクロック周波数が高くても、コア数が少なきゃ意味が無い。でもこのMac miniはクロック周波数だって高いし、コア数も多い。
今後はMacを購入するときは、まずCPUのコア数を気にすると良いですよ。これケチったらずっと遅いまま。
それと、メモリは16GBにしました。噂によると頑張って分解するとメモリの交換ができるらしいですが、保証の対象外になるのと、相性問題が出たら怖いなと思ったので、そのままAppleで注文する段階で16GBに変更しました。
将来的に、性能不足を感じるようになったら、16GB×2とかにする予定です。
43インチの4kディスプレイ1枚に出力しているだけなので、グラフィックには今んところあんまり不満はないです。
今の時代のMacって、こんなにもサクサクなんだなぁと、感動しながら使っています。
いやぁ買って良かった。本当に買って良かった。
あなたがMacに使ったお金の分、私も何か買い物するわね