最近のアンチグレアフィルムは凄い。iPad Pro 12.9に貼ったら映り込みがマジで激減した。

iPad Pro 12.9に貼っていたガラスフィルム剥がして、アンチグレアフィルムを貼ってみました。

これは、凄い見やすいぞ!

こんな悩みを抱えていませんか?

  • ガラスフィルムを貼ったけど、光の映り込みが眩しくて困っている
  • アンチグレアフィルムに興味があるけど、画質の低下が気になる

Retinaディスプレイにはガラスフィルムだ!と思っていた

iPadは第3世代からRetinaディスプレイという高解像度のディスプレイが採用されました。僕は第2世代iPadから第3世代iPadに買い替えた時にアンチグレアフィルムを貼ったわけなんですが、これがまためちゃくちゃ見づらくなりました。Retina台無し。

それ以来、「Retinaディスプレイ」には光沢フィルムかガラスフィルムしかあり得ん!くらいに思っていました。

iPad Pro 12.9を購入した時に貼ったガラスフィルムはこちらのやつです。

これを貼った結果、確かにディスプレイの発色は鮮やかで美しい。ピクセル1つ1つを肉眼で確認したいわけではないけれども、一切曇らなくて大変グッド。

でもね、職場で使っている時に、蛍光灯の映り込みが結構酷くて、夜になると目が痛くなることがしばしばありました。

この状況は大変厳しい。電車に乗っている時に動画を見ていても、同じことで困りました。

更に、本体をスリープ状態にすると、これだけ手垢が目立つんです。

流石にこれはちょっとあかん。というわけで、最近はiPad中心の生活を送っていたんだけれども、iPadを使うこと自体が結構億劫になっておりました。そして、アンチグレアフィルムへの興味が再燃したんです。

ASDEC製アンチグレアフィルムを買った

購入したフィルムはこちら。「ASDEC アスデック」というメーカーが作っているものです。国産らしいです。

候補は今回購入したアスデック製かパワーサポート製のフィルムだったんですけどね、パワサポ(パワーサポートの略)は今回はやめて、Amazonのレビューで評価の高いこっちにしました。

UNiCASEとかだと、パワサポ製のフィルムを貼ってくれたりするので、iPadのフィルムを自分で貼る自信がない人は、そういったスマホアクセサリ専門店に出かけてみると良いかもしれません。

貼るのがかなり難しかった

このフィルム、フィルムの質感には好感が持てますが、かなり位置合わせが難しいとレビューでも評判です。

理由は2つ。まずインカメラの穴の余裕の無さです。

余裕がほぼなく、ここにピンポイントで位置を合わせる必要があります。

もう1つの理由は、実際にフィルムを剥がすテープが付いているのは、実はホームボタン側ということです。

正確に位置を合わせた側からフィルムを剥がすように設計されていないんです。

なので実際にフィルムの膜は、セロハンテープを使って、インカメラ付近から剥がしました。

埃と15分ほど格闘した後に、なんとか貼ることができました。

保護フィルムを貼る際は、位置決め、貼り付け、埃取りを丁寧にやれば、結構綺麗に貼れます。

気になる今時のアンチグレアフィルムの画質は?

今回購入したアンチグレアフィルム、光沢フィルムやガラスフィルムではない以上、どうしても画質低下は免れません。ある程度の光を乱反射させてくれるから、蛍光灯の光がそのまま目に届かなくなっているはず。

でもね、率直な感想は「あれ、Retinaディスプレイが登場した当時のアンチグレア フィルムとは違って、Retinaの意味がないくらいに台無しにするわけじゃないじゃん」でした。確かに白い画面なんかをみると、光の三原色である赤緑青の粒が沢山見える。これはもうアンチグレアである以上仕方のないことかもしれない。

ただ、光の反射によって目がやられて、iPadを使うこと自体が億劫になるよりかはマシ。と思うようになりました。

極端に言えば好みの問題。でも、出始めのアンチグレアよりかはRetinaの利点を損なわない感じにまでなってきました。

Amazonのレビューを見た感じでは、今回購入したフィルムか、パワーサポートのアンチグレアならそこそこ良さそうです。

アンチグレアガラスフィルムという存在

このフィルムを購入したのは2018年3月。この時点では、iPhone用のアンチグレアガラスフィルムというものが存在しています。結構気になる。アンチグレアのガラスフィルム。

ただ残念なことに、iPad用は10.5インチサイズまでしかガラスでできたアンチグレアフィルムが存在しませんでした。

紛らわしい製品だと「強化ガラス同等の硬度」とか言ってる普通のフィルムとかも売られているので、購入前によくよく注意した方が良いですね。特にAmazonのレビューが無い製品は、何故レビューを書くような人がその製品を購入しないのか?という感じに考えると良いです。

感想

上の写真は電車の中で撮影したものです。かなり強いひかりが当たっています。

それでも、ぼんやり白くなるだけで、照明の形まではわかりません。かなり使いやすくなりました。

iPadを割とずっと使いたくって、光の映り込みに困っている人は、このアスデック製のアンチグレアフィルムを試してみるといいと思います。

この記事を書いた人

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魚住 惇

高等学校教諭で『教師のiPad仕事術』の著者。 AppleTeacher、スクールプランニングノート公式手帳達人、相棒はHHKB HYBRID Type-S 白無刻印、HHKBケーキの人。コーヒーは生豆から焙煎。Podcast「さおとめおとらいふ」始めました。

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