この度、『仕事がサクサク進む 教師のiPad仕事術』を出版することになりました。

本書は、次に当てはまる方におすすめしています。

この本をおすすめしたい人

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  <ul>
    <li>
      iPadを買ったもののどう活用していいかわからない
    </li>
    <li>
      教育の情報化に興味がある
    </li>
    <li>
      デジタルツールを授業に活かしたい
    </li>
  </ul>
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今回はこの本の内容について、少しお話します。

本体を買っただけでは終わらない

僕が大学を卒業して教師の道を歩んで10年経ちました。最初に赴任した学校は、5段階の通知表は手書きが許されず、全て数字のスタンプでした。情報の学部を出た自分としてはかなり衝撃を受けたことを覚えています。

そんな中、2010年に初代iPadが発売されました。「これは学校現場で大活躍するんじゃないか?」とワクワクしました。性能的に初代はちょっと不満があったので、iPad2が出た時に即購入しました。

しかし、買ってはみたものの、どう使えばいいかわからないし、何に活用すればいいのかもわからない。周りに使っている人もあまりいないし・・・。使っている人がいても、結局はiPhoneとやっていることがあまり変わらない

iPadって、ただ買うだけじゃ駄目だったんだな。そう痛感しました。

iPad活用の根本を考える

それからは新しいiPadが発売される度に買い替えて、使えるアプリはないかと試行錯誤を繰り返しました。ネット上のいわゆる「おすすめアプリ○選」みたいな記事を読みあさったり、iPad関連の雑誌も出る度に買いました。ただ、いくら記事に目を通しても、学校現場で使える内容に出会えなかったり、「あぁ、これはもう知っているなぁ」と思えるものばかりでした。

しかも、雑誌を読んで頑張って活用しようとしても、「魚住先生、それをやるなら紙の方が早いじゃん。」と言われることもよくあったんですよ。

今思えば、アプリのバージョンなどに振り回されていました。

iPadを活用することで便利になることは何だろうか。アナログよりもデジタルが勝ることは何だろうか。「このアプリが良い!」とかではなく、その根本を考える必要がありました。

そこで本書は、現時点で愛用しているアプリの紹介をする前に、どういった考え方で仕事を進めるべきか、そのためにはどんな特長のツールが役立つのかに重点をおいて書き進めました。

原稿の執筆は2019年8月頃から始めたので、秋にiPadOSが登場したり、愛用しているアプリがメジャーアップデートをしたりと、ここ最近のかなり大きな変化に巻き込まれました。

それでも、既に書いた原稿が大幅に変わることはありませんでした。せいぜいiPadOSのことを加筆したくらいです。

これから先、iPadが進化しても、新しいアプリが登場しても、活用の軸となるような考え方を1冊に詰め込みました

『教師のiPad仕事術』

『仕事がサクサク進む 教師のiPad仕事術』はAmazonや楽天の他、学事出版公式サイトにて注文を受け付けています。

Amazon等の通販サイトでは5月15日発売ですが、学事出版公式サイトでは既に発送を始めています。送料無料でクレカ決済もできるため、早めに欲しい方はそちらで購入をご検討ください。

是非本書を手にとっていただいて、教師の新しい働き方を肌で感じてみてください。

学事出版のサイトはこちら