ネタがある時はとことん記事を更新する!

このブログのやり方です。

ネタがあれば更新する。なければ更新しない。

このタイトルにした理由は、iPad2を買ってから、自分の生活がかなり変化したからです。

タブレット端末という、パソコンでも、スマートフォンでもないデバイスは、

これまで味わったことの無い快適さを体感できました。

1.生まれて初めてのタブレット端末

そう、実は自分にとっては、初めて買ったタブレット端末でした。

世界ではAndroid3.0のタブレットが発売されたり、NvidiaのTegra2によってグラフィックも強化されたAndroidスマートフォンが発表されたりと、

世の中はAndroidブームのまっただ中です。

2年前、HT-03Aを手にしたあの頃よりも、書店でのAndroid関係の書籍が充実しましたし、SDK関係の開発者向けの書籍もわかりやすい内容のものが増えました。

そんな中、何故iPad2を選んだかというと、Apple製品だからです。

Apple製品だからという理由は、些か誤解を招くかもしれませんが、もっと細かい理由があります。

まず、非常に滑らかに動作すること。(「ぬるぬる動く」とも言う)

確かにAndroid端末は急成長している分野です。しかし、Androidスマートフォンがいくら処理能力を上げたところで、

iPhoneの快適さとはまた少し違います。

個人的な目線で言わせてもらえば、AndroidはデュアルコアのSnapdragonを搭載したところで、反応が敏感に感じるようになるだけ。

ソフトウェア自体の作り込みが違う以上、滑らかさと快適さが違ってきます。

滑らかさの感覚で言えば、NexusOneの登場で、やっとiPhone3GSに追いついたところでしょうか。

XOOMもかなり気になりましたが、

iPad2という端末を、あのスペックで、あの価格で販売することが純粋に凄いなと思ったので、

この度iPad2をチョイスしてみました。

2.現在のiPad2の使い道

買ってから1ヶ月経ちましたが、未だにiPad2で何が出来るのか、何が出来ないのか、完全に理解できたわけではありません。

というのも当然で、コンピュータはアプリケーションで出来ることが何でも出来て、

それ以外の事は出来ないからです。

つまり、新しいアプリが登場したり、既存のアプリの更新により機能が増えると、

それだけ活用する用途が増えるわけです。

ただ、初代iPadから培われてきた活用法によって、

タブレット端末の用途が成り立ってきたのも事実。

その中で、「これは使えるな」と思ったものが沢山ありました。

使えると思ったアプリ

  • Calengooでスケジュール管理

かなり使いやすいカレンダーアプリ。

  • ComicGlassで漫画を読む

漫画を読むならこのアプリ!快適に漫画を読んでいます。

  • GraffitiPotで2chをチェックする

評判は、BB2Cの方が断然上だが、まぁまぁの使い心地。ただ、値は張る。

  • Keynoteでプレゼン準備

プレゼンを行う機会が多いので、即効買った。が、やっぱりiPad上でスライド編集を全部行うのは厳しいかも。

  • MyPadでFacebook

とりあえず、無料で使えるFacebookアプリが欲しかったので入れてみた。今のところ不満はない。

  • i文庫HDで読書

特に自炊した本を読むのに最適

  • GoodReaderで資料閲覧

PDF、Office文書、画像、ほとんどのファイルを開く事ができる神アプリ。

  • AVPlayerHDで動画鑑賞

動画を再生するのに重宝している。最近mtsに対応したので、更に期待が高まる。

  • CatchAppで無料ゲーム探し

セール中のアプリや、有料→無料化のアプリまで検索してくれる。暇がいくらでも潰せるアプリ。

  • 7notesでノート取り(実験中)

iPadのキラーアプリになるかもしれないと囁かれているノートアプリ。手書き、文字認識、キーボード入力ができる。

余談ですが、超整理手帳アプリは非常に残念なアプリでした。

大学時代からiPad2を手に入れるまで、スケジュール管理に超整理手帳を愛用していたので、

自分としても残念でなりません。

何が不満かというと、超整理手帳アプリの、予定を追加するモードの、

時間を入力する部分です。

時間の設定がうまくできない・・・。

挙動を見ると、終了時間を設定する際、時を設定したら終了時間の選択が外れて、

そのまま分を設定すると、開始時間が終了時間に設定したい時間になってしまう。

という感じです。(伝わったかな・・・)

具体的な活用

とりあえず、アプリは紹介したので、もっと具体的な活用方法を書こうと思います。

普段使っているケースが、まずこれ。

左側にiPad2、右側にロディアブロックを差し込んでいる状態です。

何か思いついた時、最初に必ずロディアブロックにメモる

「何か」っていうのは、何でも良い

今日必ずやる仕事、買いたい本、見たいドラマ、

友達と出かける日付、ブログを更新できそうなネタ、

外食したら食べたいもの、

とにかくメモる。

ToDoにしたいなら、書いた文字の左に□を書く。終わったらチェックすればいい。

それも面倒なら二重線で消せばいい。

予定の内容だったら、PCの前に居たらGoogleカレンダーで即入力、

手元にiPadしかないならCalengooで予定を登録する。

会議の資料や自分宛の郵便物は、全てScanSnapを使ってPDFにする。

うちの会社ではプロジェクトがいくつかあって、

その会議の資料としてまとめたいから、

時間ではなくプロジェクト名でフォルダを作ってGoodReaderに転送している。

ちなみに、GoodReaderにフォルダごと転送する為に、

DiskAid(iPhoneやiPadにファイルを転送するソフト、ただし有料)を購入した。

本当は、PC上のScanSnapで取り込んだPDFを保存するフォルダと、

GoodReaderで読む為のディレクトリを同期したいのだが、

その作業をやってくれるソフトウェアが存在しない為、

DiskAidでGoodReaderのディレクトリを開き、ScanSnapフォルダの内容で

上書きしている。

一応、GoodReaderにはDropBoxと同期する機能があるが、

iPadはオフラインで利用することが多いので、やっぱりローカルで使えるように

しておきたい。

ネット上の資料がPDFで配布されている場合は、一度Safariで開いた後、

iBooksで開くようにしている。

これでオフラインでも一度見たPDFが閲覧できる。

とりあえずこんな感じです。

もっと神アプリが増えれば、他の活用方法が見いだせると思いますが、

現時点でも、結構満足しています。

3.電子書籍への不満

iPad2を手に入れて、一番に試してみたかったのは、電子書籍の閲覧です。

閲覧のみに徹するのであれば、ノートパソコンではキーボードが邪魔、

そして、スマートフォンでは画面が小さい。

7インチでは画面が狭い。

となると、iPadの大きさが、一番理にかなった物だと考えました。

しかし、iPad上で電子書籍を購入しようとすればするほど、

日本の出版社の電子書籍に対する取り組みの残念さが目立ちました。

まず、自分の欲しい本が公式で電子書籍化されていない。

世間ではコストダウンにより安価に提供できる電子書籍ですが、

iPadが発売されてから出版された書籍の、

一体何%が電子書籍化されたんだろう・・・。

と言えてくるほど、全く電子化されていません。

例え電子書籍化されていたとしても、書店で売っているものよりもページ数が少なかったりします。

新しい時代を受け入れられない日本。

黒船が来たとしても、時代が進むのはまだまだ先のようです。

自炊しかない!

現状では、自分の読みたい本をiPadで読むには、自炊しかありません。

自炊とは、裁断機で本ののり付け部分をカットし、ドキュメントスキャナでバラバラになったページを

スキャンすることです。

ScanSnapS1300は本を1冊自炊するには向いていませんが、

紙を斜めにセットすれば、40ページくらいは一気にスキャンできたので、

当分の間、これで自炊していこうと思います。

自分の読みたい本を、紙を削減するという意味で電子書籍を利用したいにも関わらず、

書店で1度書籍を購入し、裁断し、PDF化する。

何とも言い難い矛盾ですね。

スキャナも裁断機も、結構な値段です。

電子書籍を楽しむ為には、かなり敷居が高いと思います。

これからの出版業界に、とりあえず期待します。

4.最後に

タブレット端末は、今までに無いデバイスでした。

登場したばかりのころは、「なーんだ、でっかいiPodtouchじゃん。意味なくね?」と思っていましたが、

実際に手に取ると、存在意義が見えてきました。

これはこれで使用用途があるんだなと思います。

先ほども書きましたが、少しの入力と、メインを閲覧のみにするのであれば、

最高のデバイスです。

ただ、Appleの製品なので、自由度の少なさが目立ちますが・・・。

そこはまぁ、greenpois0nさんに期待!ということで笑

もっとタブレット端末が発展する時代を、待ちましょう。