今の職に就く前は、塾講師をしておりました。ほぼ個人経営の個別指導塾だったので、プリントの用意や担当する生徒の指導方針などは全て一任されていました。一任と言え

ば聞こえは良いかもしれませんが、丸投げでした。

それでも子ども達の成績を上げなければならない。そもそも授業についていけない子達を担当しているので、半端な授業じゃ通用しません。

ただテキストを進ませるだけでは時間の無駄。それじゃあ僕自身も時間をかけて勉強し直せねば。

そんな時に頼りになった、中学3年生までの英語を総復習する本を紹介します。

Mr. Evineの 中学英文法を修了するドリル

僕はKindle版を購入しました。iPadやiPhoneの中にずっと参考書を入れていられて、荷物にならないのと、塾でも自前のiPadを指導に役立てていたからです。

当時のiPadはまだSplitViewという画面を2分割にする機能が無かったので、僕はその頃から愛用していたAccessNoteBookに内容をまとめていました。

理解した内容をノートに手で書いていくと、それらが自分の頭の中に整理されていく感じがします。時間が経って「あれって何だっけ?」と思っても、見返すだけでその時の理解した感触も思い出せます。

旅行先(国内)で少し英語が役立った

片言英語でなんとかコミュニケーションをとることに成功

片言英語でなんとかコミュニケーションをとることに成功

塾講師を辞めてから数年経ちました。その当時教える為に学んだ英語が活かせた場面を少し紹介します。

2018年8月初旬に白川郷へ行った時、展望台で嫁と2人の写真をどうにかして撮りたいなぁと思った時に、偶然隣に居たのが外国人でした。僕はそこまで話してみることに抵抗が無かったので、話しかけてみることにしました。

最初に「Excluse me」と言ってみたら「Yes?」と応えてくれたので、

じゅん
じゅん

Could you take a photo?

と話してみました。やー詳しい文法とかぶっ飛びました。合ってるかなこれー通じたかなー。と思ったら、カメラと僕と嫁を見て察してくれたのか、2人の写真を撮ってくれました。

上の写真は嫁が遠くに避難した場所から撮影してくれたものです。外国人の方が持っていたカメラで、お礼に2人を撮影していた時の様子です。

僕自身は英検などには興味はなく、それとなく意思疎通ができたら良いなって思っている程度なので、この出来事でそこそこ満足しています。

給料や時給の高さや、教職に近いことから、教員を志している人の多くが塾講師を経験すると思いますが、勉強や授業の準備などを考えると、時給に換算すると悲惨なことも多々あります。

そこで得た経験が他の場所で活かせたという体験があると、これまで頑張ってきたことは無駄じゃなかったなぁと思えます。

また機会があったら、塾あるあるなどについても触れたいと思います。