打鍵音。キーボードのキーを押した時に聞こえる音のことです。
カタカタ、コトコト、カチャカチャなど、擬音語での表現は様々です。
しかし耳を澄ませてみると、打鍵時には打鍵音以外にも音が聞こえてきます。
キーを叩いた時、よ〜く聞いてみてください。音が反響していませんか?
特に自分の環境だと、机がニトリで買った木の天板なので、タイプ時に出る音がよく反響しています。
実際に響いている音を聞くと「カタカターーーーーーーーーーン」という感じに聞こえました。
これがよろしくありません。個人的には打鍵音は反響せずに、コトコトやカタカタの後には響いて欲しくないんですよ。
その解決方法の一つが、吸振マットです。HHKBだとバード電子さんをはじめ、Amazonを見ると裏面にピッタリ貼り付けることができるゴムシートが売られていることがわかります。
僕はツメを立ててMAXまで角度をつける派なのであまり恩恵を受けられませんが、それでも反響音が抑えられて、かなり良い感じになります。
しかし、地味に高いんですまたこれが。
HHKB Pro HYBRIDClassicѵۿޥå - СŻҥ饤åסB-SHOP
2500〜3000円くらいします。
人生の相棒に対しての価格と考えるなら、まぁ悪くないかなとも思えてきます。しかし自分のように何人もの相棒が、何台もHHKBがあると、そうも言っていられません。
HHKB1台につき3000円もかけていたら、10台分でHHKB1台分の価格をマットに費やしていることになってしまいます。まだそんなに所持してませんけどね。
たかが3000円、されど3000円、バカにならない価格なんです。
じゃあ、机側で対策すればいいじゃない。そう思ったので今回は、マットを敷いてみることにしました。
購入にあたり、参考になった記事はこちらです。
2024年版 キーボードのカスタマイズガイド
KEEBMAT Premium Felt Edition
今回購入したのは、フェルトとゴムを縫い合わせたようなマットです。KEEBMATという商品名で、Xで検索するとキーボード界隈での評判が高いようでした。
僕が購入したのは65%のサイズです。HHKB StudioはこれまでのHHKB Professionalシリーズと比べて少しだけ大きいため、60%ではなく65%にしました。
あと付属品がこのゴム足。個人的にこれは不要かな?と思いました。裏面ゴムだし。
僕が購入したのはデフォルトカラーのグレーです。黒でも良かったかなと思ったんですが、白い埃が目立つと嫌だなと思ったのでグレーにしました。
こちらが裏面。全面ゴムです。
HHKBを置いてみる
上から全体を見渡すとこんな感じ。ここにHHKBを置いてみます。
HHKB Professional HYBRID Type-Sだと、両サイドそこそこ余ります。
続いてHHKB Studioも置いてみました。同じ高さから撮ったわけじゃないのであれですけど、横幅は少し余る感じ。ギリギリ足りないよりかは、こっちの方が良いかな。
机に響いてた音が軽減された
パームレストを合わせるとこんな感じです。まず感じたのが、机に響いていた音が軽減されたなということでした。
僕のPCデスクはニトリの安い天板に足をつけただけの机を使っています。キーを打つだけで反響している音が耳に残っていました。それが確かに軽減されました。
これは何て説明したら伝わるんだろう。これまでデスクマットを敷かずに机に直接HHKBを置いていたのなら、効果が実感できると思います。
それと、ちょっとやそっと押しただけではHHKBがずれなくなりました。マットの裏面のゴムがしっかり効いてます。HHKBが机上でかなり安定するようになりました。吸振マットじゃこうはいかんかった。そう思えるほどピタッと固定されています。
ただKEEBMATの厚みの分、HHKBの高さが増しました。これはちょっと無視できないレベルです。僕の場合は椅子の高さを上げることで帳尻を合わせました。気になる人は他にもいるはず。
とはいえ、全体としては「買って良かった」と思えました。特にHHKB Studioの下にKEEBMATを敷いたら、パームレストとHHKBとで高さに差が生じて、手前のジェスチャーパッドが操作しやすくなりました。思わぬ副産物です。
価格は11.99ドルでしたけど、自宅と職場用に2枚カートに入れて、送料などを含めたら、5089円でした。円安だと海外通販が辛い。
フェルトとゴムの二重構造のマットに5000円。高いかなとも思いましたが、反響音も軽減されてるし、キーを叩いていてキーボード本体がズレることもなくなりましたし、満足度は割と高めです。
複数のキーボードを使い分けるような方におすすめのマットだなと思いました。これは職場用にも購入しといて良かったわ。