打鍵音。キーボードのキーを押した時に聞こえる音のことです。
カタカタ、コトコト、カチャカチャなど、擬音語での表現は様々です。
しかし耳を澄ませてみると、打鍵時には打鍵音以外にも音が聞こえてきます。
キーを叩いた時、よ〜く聞いてみてください。音が反響していませんか?
特に自分の環境だと、机がニトリで買った木の天板なので、タイプ時に出る音がよく反響しています。
実際に響いている音を聞くと「カタカターーーーーーーーーーン」という感じに聞こえました。
これがよろしくありません。個人的には打鍵音は反響せずに、コトコトやカタカタの後には響いて欲しくないんですよ。
![HHKBの裏面に吸振マットが貼ってある](/posts/attachments/22749646-B034-4741-B76E-4A031ADF5394.webp)
その解決方法の一つが、吸振マットです。HHKBだとバード電子さんをはじめ、Amazonを見ると裏面にピッタリ貼り付けることができるゴムシートが売られていることがわかります。
僕はツメを立ててMAXまで角度をつける派なのであまり恩恵を受けられませんが、それでも反響音が抑えられて、かなり良い感じになります。
しかし、地味に高いんですまたこれが。
![](https://jun3010.me/147595616_14933614271211905769_huc8d30b444cc2e3a9468f08f576877d06_0_200x200_fill_q80_h2_box_center.webp)
HHKB Pro HYBRIDClassicѵۿޥå - СŻҥ饤åסB-SHOP
2500〜3000円くらいします。
人生の相棒に対しての価格と考えるなら、まぁ悪くないかなとも思えてきます。しかし自分のように何人もの相棒が、何台もHHKBがあると、そうも言っていられません。
HHKB1台につき3000円もかけていたら、10台分でHHKB1台分の価格をマットに費やしていることになってしまいます。まだそんなに所持してませんけどね。
たかが3000円、されど3000円、バカにならない価格なんです。
じゃあ、机側で対策すればいいじゃない。そう思ったので今回は、マットを敷いてみることにしました。
購入にあたり、参考になった記事はこちらです。
![](https://jun3010.me/1*e9V26KFNP7EWH1YgVIvjNw_13095330944420189244_hufab4080482622631da47b826e7407eb4_0_200x200_fill_q80_h2_box_center_3.webp)
2024年版 キーボードのカスタマイズガイド
KEEBMAT Premium Felt Edition
今回購入したのは、フェルトとゴムを縫い合わせたようなマットです。KEEBMATという商品名で、Xで検索するとキーボード界隈での評判が高いようでした。
![KEEBMATのパッケージ](/posts/attachments/2F4D17C9-4B1F-4A64-AB12-FC0CACFECD9F_1_105_c.webp)
僕が購入したのは65%のサイズです。HHKB StudioはこれまでのHHKB Professionalシリーズと比べて少しだけ大きいため、60%ではなく65%にしました。
![付属していたゴム足](/posts/attachments/75232ED9-1206-47BC-9D5D-0448E9ACB937_1_105_c.webp)
あと付属品がこのゴム足。個人的にこれは不要かな?と思いました。裏面ゴムだし。
![表面の色](/posts/attachments/2B215A25-8BB1-4F8A-9434-8EEF56222ED6_1_105_c.webp)
僕が購入したのはデフォルトカラーのグレーです。黒でも良かったかなと思ったんですが、白い埃が目立つと嫌だなと思ったのでグレーにしました。
![裏面にゴムが貼ってある](/posts/attachments/C05D6723-E14C-4DE5-88AD-B93A4E5A2095_1_105_c.webp)
こちらが裏面。全面ゴムです。
HHKBを置いてみる
![KEEBMATの全体](/posts/attachments/FE904C4A-D5B8-4068-888E-839BF8BBF6D3_1_105_c%201.webp)
上から全体を見渡すとこんな感じ。ここにHHKBを置いてみます。
![HHKB Professionalを置いた様子](/posts/attachments/BBADD8F3-7D85-41D2-8604-2F35CFB8078C_1_105_c.webp)
HHKB Professional HYBRID Type-Sだと、両サイドそこそこ余ります。
![HHKB Studioを置いた様子](/posts/attachments/B1D2E729-2DE3-4EF3-AEA1-804758DB6D08_1_105_c.webp)
続いてHHKB Studioも置いてみました。同じ高さから撮ったわけじゃないのであれですけど、横幅は少し余る感じ。ギリギリ足りないよりかは、こっちの方が良いかな。
机に響いてた音が軽減された
![パームレストを下に合わせてみた全体像](/posts/attachments/E3063AE6-0217-427D-A9C7-2DCEB1DF8C11_1_105_c.webp)
パームレストを合わせるとこんな感じです。まず感じたのが、机に響いていた音が軽減されたなということでした。
僕のPCデスクはニトリの安い天板に足をつけただけの机を使っています。キーを打つだけで反響している音が耳に残っていました。それが確かに軽減されました。
これは何て説明したら伝わるんだろう。これまでデスクマットを敷かずに机に直接HHKBを置いていたのなら、効果が実感できると思います。
それと、ちょっとやそっと押しただけではHHKBがずれなくなりました。マットの裏面のゴムがしっかり効いてます。HHKBが机上でかなり安定するようになりました。吸振マットじゃこうはいかんかった。そう思えるほどピタッと固定されています。
ただKEEBMATの厚みの分、HHKBの高さが増しました。これはちょっと無視できないレベルです。僕の場合は椅子の高さを上げることで帳尻を合わせました。気になる人は他にもいるはず。
![HHKB Studioの左側にKEEBMATのロゴが見えている](/posts/attachments/BE06CEF1-1FDA-49B6-8CAD-6AB86DB8668B_1_105_c.webp)
とはいえ、全体としては「買って良かった」と思えました。特にHHKB Studioの下にKEEBMATを敷いたら、パームレストとHHKBとで高さに差が生じて、手前のジェスチャーパッドが操作しやすくなりました。思わぬ副産物です。
価格は11.99ドルでしたけど、自宅と職場用に2枚カートに入れて、送料などを含めたら、5089円でした。円安だと海外通販が辛い。
フェルトとゴムの二重構造のマットに5000円。高いかなとも思いましたが、反響音も軽減されてるし、キーを叩いていてキーボード本体がズレることもなくなりましたし、満足度は割と高めです。
複数のキーボードを使い分けるような方におすすめのマットだなと思いました。これは職場用にも購入しといて良かったわ。
![](https://jun3010.me/60_felt_plain_1200x1200_3753682707271525719_hu6326f5a3ba9c4455fb07430f31def5b6_0_200x200_fill_q80_h2_box_center.webp)