巷で話題のstereo 2013年 1月号を買ってみました。
もちろん狙いはLUXMANとコラボしたUSB-DAC「LXU-OT2」です。
自分にとってUSBサウンドデバイスは、音が飛ぶし音質悪いし、
まじでありえん!っていう代物でしたが、
どうやら最近は違ってきて、「PCオーディオ」という単語も流行っている。 なんてことを知りました。
で、ついでに本屋でこっちの本も買いました。
USBケーブルが欲しくて笑
で、早速LXU-OT2をMacBookAirにつないで、音楽を再生させてみたんですが、
「ヒュイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン」 と高音のノイズが鳴りっぱなしでした。
うおおおなんだこれは、モスキート音か!?
ボリュームを最大にするとよく聞こえて、
ボリュームを一番小さく(無音に)してもまだ聞こえる。
なんじゃこれ。音の広がりがどうのこうのとか、それ以前の問題やんけ!
で、ヘッドホンやイヤホンを試行錯誤することにしました。
Ultimate Ears MetroFi 220 モスキート音が聞こえる
SHURE SE215 モスキート音が聞こえる
Etymotic Research ER-4S 聞こえない!
Sennheiser i300 モスキート音が聞こえる
ここで出た結論が、インピーダンスかもしれない。ということ。
抵抗が大きければ、ひょっとしたらモスキート音みたいなノイズが聞こえなくなるかもしれない。
(オーディオ初心者なので詳しいことはわかりません)
でも、コンデンサを取り替えるにしろ、抵抗を取り替えるにしろ、
ノイズが消えないと聞くに堪えない。といか耳が痛い。
そして、次にやったことは、これです。
イヤホン出力じゃなくて、RCA出力を使うということ。
そこにイヤホン端子への変換ケーブルをかまして、つないでみることにしました。
結論:RCA出力だとモスキート音が聞こえなくなりました! (ただし、LXU-OT2のボリュームつまみで音量調節ができなくなります。)
2013/02/23修正 RCA出力だと、ボリューム調整ができず不便でした。 が、この高周波数の音の原因が電源にあるということで、別記事を作成しました。 抵抗を並列につなぐだけで、修正可能です。
詳細は以下を御覧ください。
LXU-OT2のノイズ(ピー音)が消えた
うおおお!これが本来のLXU-OT2の音質か!USB-DACを買ったことが無い自分にとっては、
そのへんで売ってる5000円くらいのDACよりも良いんじゃないかなという印象でした。
MacBookAirは直接イヤホンやヘッドホンを挿すだけでも、結構良い音が鳴ります。
が、LXU-OT2をかますだけでも、音の広がりが全然違います。
また、RCA出力にイヤホンを挿したので、回路上別のオペアンプから音が出るわけですが、
オペアンプも、イヤホン出力を想定した方を使ったほうがいいのかなと思い、
それぞれのオペアンプを入れ替えて使っています。
これが結構効果があって、オペアンプによって音が全然違うものに変わるんだなーと実感できます。
そして次にUSBケーブルを交換しました。
LXU-OT2付属のUSBからMacAudioの付録に付け替えてみると、
これまた音が変わる。
付属のケーブルもLUXMANと書かれていて金メッキ。悪くないんですが、高音がちときつい。
躍動感は出るかもしれないけど変な歪みたいなものが聞こえて耳が痛くなってしまう。
それに比べてMacAudio付属のケーブルは、付属よりもまろやかな感じ。
ケーブル1つとっても、これだけ音が変わるんですね。
これはコンデンサや抵抗、オペアンプを交換して色々と試してみたくなりますね。
個人的には、モスキート音問題が解決して大満足です。