最近まで、ルイヴィトンの長財布を使っていました。ジュン@jun3010meです。成人のお祝いで戴いたものです。ですが使い始めて10年以上経ち、コバ(革製品の端っこの部分)が破れたり、糸が解れてきていました。

年齢なりの、何か良い財布、良い革製品のメーカーはどこなのか。
その答えを、自分なりに見つけてみました。

そのメーカーが、「MAISON TAKUYA(メゾンタクヤ)」でした。

MAISON TAKUYA(メゾンタクヤ)

最近まで、このメーカーを知ることがなかったんですが、革製品に興味を持ち、調べていくうちに、辿り付きました。

フランソワ・ルッソというフランス人デザイナーが2008年に立ち上げたレザーグッズブランドです。記事を書いている今年が2017年なので、来年で設立10周年を迎えます。そう、まだ誕生して10年も経っていないブランドなのに、イギリスの俳優「ミックジャガー」が愛用しているブランドとして知られ、デザインや革製品としての完成度の高さが評価されているんです。

一分の妥協も許さない、完璧な皮革製品を作りたい…。そうした強い思いから、優れたレザーアイテム製作を牽引するあらゆる技術を世界中から集め、本物の品質の追求を目指して生まれたブランド、それが「メゾン タクヤ」です。設計工程は、全てコンピュータによって管理しています。しかし、完全ハンドメイドのポリシーを厳格に貫き、製造工程は高級腕時計の製造工程を応用し、皮革製品の製造に相応しい形へと再構築して、1点1点の製作にあたっています。完全ハンドメイドの哲学は、メゾン タクヤが展開する高級皮革製品のあらゆる製造工程に徹底されています。 引用元

引用元にも書いてある通り、ここの製品は全てが手作りです。ミシンを使わず手縫いで作られた革製品です。職人によって丹精込めて作られた財布。そう思うだけで愛着を感じます。

メゾンタクヤの製品を使っている人は多いと思いますが、ネット上ではまだまだ記事が少ないのが現状です。今のところは、このURLあたりでべた褒めされています。

MAISON TAKUYA(メゾンタクヤ)という完璧な革製品の紹介 | 旅と生活と写真 – TRIP & LIFE & PHOTO –
MAISON TAKUYA|創設者自身が語るレザーブランド「メゾン タクヤ」のすべて | Web Magazine OPENERS
【インタビュー(後編)】メゾンタクヤ:フランソワ・ルッソ ~ブランドの立ち上げ、そして“ラグジュアリー”が進む方向~ 写真19枚 ファッション ニュースならMODE PRESS powered by AFPBB News

TT6 Wallet(長財布)

今回、ルイヴィトンの長財布の移行先として、メゾンタクヤのTT6WalletというL字ジップの長財布を選びました。

包装に使われているケースや袋がお洒落です。

箱を開けると、袋が入っています。

この袋の中に財布本体が入っています。この辺りの値段の財布全てがこういう包装なのかな?とても丁寧に包装されていました。

この財布の表面はカーフレザーです。革製品で言うカーフというのは、生後6ヶ月以内の子牛を指します。その貴重で贅沢な革を薬品に浸けて縮ませ、シボと呼ばれるしわ模様を表現します。本当に美しく出ています。安物の革製品のシボは殆どが型押しですが、メゾンタクヤの革製品は全てが天然なので、同じ財布でも全く同じ模様にはなりません。

ちなみに、TT6というモデルは、型押し革の旧モデルと、ここ最近になって新しくなった新モデルがあります。旧モデルはもう一回り小さく、一万円札がギリギリ入るくらいだったことから、中身に少しゆとりのある新モデルが発売されました。今回購入したのは新モデルです。

この財布と、iPhone7Plusの大きさを比較してみました。横幅は殆ど変わらない様子です。メゾンタクヤの長財布はTT2という形が定番です。

TT2 Wallet | SMALL LEATHER GOODS | MAISON TAKUYA(メゾンタクヤ)オンラインストア
しかし、このTT6はTT2よりも細く、よりスマートに見える財布です。

中を開けると、鮮やかな赤色の山羊革が出てきます。ちなみにこの色、公式オンラインショップには無い色の組み合わせです。阪急百貨店などの実店舗でないと手に入りません。

この赤く染められた山羊革のツヤツヤした感じ、写真から伝わるか心配ですが、見ていてうっとりします。ジップを閉めた状態では黒の天然革財布ですが、会計をする際に見せるこの赤色が使う者としてはたまらないんです。

TT2はカードが13枚入りますが、このTT6は8枚に限られています。
スマートになった分、カードの容量が制限されますが、会員カードなどは他のカードケースに入れ、厳選する形で対応できそうです。というか財布の形を綺麗に保ちながら使い続けていくことを考えたら8枚も入れられないですね。
更に、このジップ(ファスナー)の部分もメゾンタクヤ自社製のものが使われています。既製品を縫い合わせるのではなく、全て自社で揃える心意気が気に入っています。

感想

一つの財布を、長く使っていきたい。前回の財布はほぼ10年使いました。次の財布はもっと長い間使えるといいな。そう思って、今回はメゾンタクヤという急成長中の革製品メーカーの財布を選びました。高級感溢れる天然しぼの表面に、鮮やかな色使いが見られる中身、しかも全て手作業で縫い合わされている。所有する喜びと、使う度に起こる感動。完全に惚れてしまいました。

そろそろ次の財布が欲しいんだよな。と考えている男性の方は、メゾンタクヤ、是非チェックしてみてください。

ネットでも購入できるメゾンタクヤ製品

2020年1月現在、Amazonで購入できるメゾンタクヤ製品はこちらです。