今回は、MSI Wind u100のBIOSを1.06にアップデートしてみました。
BIOSのアップデートは自己責任でやってください!最悪の場合Windが起動しなくなります。
ドイツのブログでアップデートを行った人がいましたが、注意を呼びかけているようでした。
MSI Windフォーラムでも、実際に行った人は現時点では少なかったです。
BIOSファイルは、ここからダウンロード
http://global.msi.com.tw/index.php?func=downloadfile&dno=6915&type=bios
解凍すると、eafudos.bat, EAFUDOS.exe, EN011IMS.106の3つのファイルが出てきます。
これはDOSアプリなので、Windowsからは実行できません。
DOSが起動するメディアに入れて実行すればいいのですが、
DOSの起動に必要なファイルと、解凍したファイルの合計が約1.3MBだったので、
FDに入りませんでした。
今回は、USBメモリからDOSを起動して、BIOSをアップデートしました。
まずは、DOS起動USBメモリを作成します。
DOSの起動に必要なファイルを用意する為には、
COMMAND.COM, IO.SYS, MSDOS.SYS
の3つのファイルが必要です。
このファイルは、ネット上から持ってきてもいいですが、FDを「MS-DOSの起動ディスクを作成する」で
フォーマットしても、同じファイルができます。俺はFDを用意しました。
次に、USBメモリをフォーマットします。
こちらのツールを使用します。
HP USB Disk Storage Format Tool – v2.1.8
http://files.extremeoverclocking.com/file.php?f=197
**「Primary Download Site」**をクリックすると、ダウンロードが開始されます。
ダウンロードが完了したら、実行してインストールします。
起動すると、こんな感じになります。
「Create a DOS startup disk」と「using DOS system files located at:」にチェックを入れて、
先ほど書いたDOSの起動ファイルを参照します。
俺の場合、FDDがAドライブで、フォーマットしたままなので、直接FDを参照しました。
「Start」をクリックすると、フォーマットが開始されます。
フォーマットが終わったら、一度USBメモリを開いてみてください。
するとCOMMAND.COM, IO.SYS, MSDOS.SYSが出来ています。
そこに、解凍したBIOSアップデートファイルをコピーします。(合計6個のファイル)
これでDOS起動USBメモリの出来上がりです。
これをMSI Windで起動すると、DOS画面になると思います。
DOSが起動したら、
「EAFUDOS.bat」と入力し、エンターを押します。
色んな項目が出てきて、その項目が無事に終わると、「done」と表示されます。
今回は、全て「done」でした。
アップデートが終わったら、Ctrl+Alt+Deleteで再起動させます。
無事にMSIのロゴが出てきたら、アップデート完了です。
BIOSの画面で確認したところ、ちゃんと1.06になっていました。
くれぐれも、自己責任でチャレンジしてください。