NotePlanというMarkdownが使えるカレンダーアプリがあります。そのアプリがMac版のAppStoreのトップに出てきたのをみて、「お!これはなかなか良さげな予感がするものが出てきたぞ!」と思ったので使い込んでみたんです。かなり良いですこれ。

マインドマップもアウトライナーも長続きしなかった

WorkFlowyやらMindNodeやら、ディジタル上で思考を巡らすツールをずっと色々試してきました。

ただねー、どうも自分にしっくりこない感じがあったんですよ。どのツールも。

特に自分の場合はiPadをほぼメインマシンとして仕事でもプライベートでも愛用しているので、iPad版というかiOSアプリの出来が良くないとそのサービス自体が使いづらく感じてしまうものなんですよ。

まず職場の環境から説明します。現在の職場では、仕事中にiPhoneが使えません。ポケットに忍ばせておくのは全然良いんですけど、マナー的にケータイNGみたいな環境に身を置いているので、iPadが大活躍しています。特殊な職場だからか、ケータイやスマホを使っていると遊んでいるように見られる傾向が強く、iPadなどのタブレットだと「なんだかよく分からないけど、最先端を仕事に活かしている」風な雰囲気を醸し出すことができるんです。ITに対してのリテラシーが職場全体で試されている気がします。

てなわけで、個人的には「たすくま」というアプリもiPadのSplitViewに対応してくれない限りは、本当に使いやすいアプリとは言えません。

DynalistもWorkFlowyも微妙

大きく出ましたよね。この2つのアプリで思考を巡らせることで仕事が成り立っている人もいるかもしれませんが、PC版として使える優秀なアウトライナーではあるんですが、この2つのサービスのiOS版アプリがね、ちょっと使いづらかったりします。

特に言えるのがブラウザベースだということ。使っていてわかります。「このアプリ、結局はブラウザが内部で動いていて、そこで使っているだけじゃん」という挙動があるんです。たぶんDynalistもWorkFlowyもアプリ版は中でブラウザが動いているだけです。

で、何が一番困っていたかというと、iOS版の挙動です。最悪です。iPadProのSmartKeyboardのカーソルキー上下を押しても、上や下に移動できないんです。

PC版ではカーソルキーで普通に他の項目に移動すると思うんですけど、iOSではこれができない。他の単語に移動するためには、画面をタップするしかない。

これはアプリとしてだめでしょー。こちとら、ずっとキーボードを触っていたくて、なるべくホームポジションから指を離さずに作業したいのにさー。

なので、ごりゅごさんや佐々木正悟さんがいくらDynalist良いですぞ!とかおっしゃっていても、僕にはどうしても馴染めなかったんです。

欲を言うとですね、OmniOutlinerみたいにネイティブアプリで動いていて、アウトラインが更新された時に同期されるような仕組みがあると大変すばらしいんですよ。僕の職場、たまにオフラインになる場所があったりするので、基本的にはオフライン環境でもアプリが起動していてほしいんです。となると、iOS版アプリ作ったよ!でもネイティブアプリをゼロから作るの大変だからブラウザを内蔵したよ!ほら同じサービスだよ!なんてやられると、途端に対象外になるんです。誠に残念です。

ただし、MindNodeやOmniOutlinerはファイル単位での管理となるので、情報がどっかに行っちゃったまま発見できないことが多かったので、それもなしです。

でもね、今回発見したNotePlanというアプリは、触ってみている限りじゃ多分ネイティブで動いていそうな挙動をしていますし、使い方が本当に自由な感じで、「これは使う人によって色んな化け方をする良質なアプリなんじゃ?」と思えたんですよ。

バレットジャーナルに近いことを、昔から自分がやってたことを発見した

正にこの記事を書いている今日の午前中に、バレットジャーナルというタスク&予定管理方法の本をKindleで買って読んでいたんです。