PPP,CHAPの設定をまとめてみました。


トポロジとしては、こんな感じにします。

ppp


MikuとRinがSerialで繋がっています。
今から、SerialにIPアドレスとPPPを設定して、Pingが通るようにします。ちなみに、IPアドレスはこんな感じにします。
Miku:192.168.0.1Rin :192.168.0.2
それじゃぁ、設定手順を見ていきましょう。まずは、両方のシリアルインターフェイスにIPアドレスを割り当てて、PPPとCHAPを設定します。
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Miku>en

Miku#conf t

Miku(config)#int s0/0/0

Miku(config-if)#ip address 192.168.0.1 255.255.255.0

Miku(config-if)#clock rate 64000

Miku(config-if)#no shutdown

Miku(config-if)#encapsulation ppp

Miku(config-if)#ppp authentication chap

Miku(config-if)#exitMiku(config)#


Rin>enRin#conf t

Rin(config)#int s0/0/0

Rin(config-if)#ip address 192.168.0.2 255.255.255.0

Rin(config-if)#clock rate 64000

Rin(config-if)#no shutdown

Rin(config-if)#encapsulation ppp

Rin(config-if)#ppp authentication chap

Rin(config-if)#exitRin(config)#

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さて、これだけではまだPingは飛びません。なぜなら、認証できていないからです。
CHAPを使う場合、相手のusernameとpasswordを設定する必要があります。
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Miku(config)#username Rin password cisco←enable secretで決めたパスワードRin(config)#username Miku password cisco

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こうすることで、Pingが飛びます。

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Rin#ping 192.168.0.1
Type escape sequence to abort.Sending 5, 100-byte ICMP Echos to 192.168.0.1, timeout is 2 seconds:

!!!!!Success rate is 100 percent (5/5), round-trip min/avg/max = 22/23/24 ms
Rin#

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要は、シリアルの回線にオプションをつけるものだと思ってください。