最高の”馬の鞍”には、馬の毛が必要だったんだ

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。

馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。

いまやパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 名誉教授 和田英

https://happyhackingkb.com/jp/

この和田先生の言葉から、いつからか”馬の鞍”がHHKBの代名詞となりました。(なったというかHHKB界隈での共通認識)

そして2018年に行われたHHKBミートアップVol2で、この商品が発表されました。

今回紹介するのは、そんな馬繋がりから生まれた「そこなんだ」感溢れる、キーボードブラシです。PFUよりお借りしました。

キーボードブラシ「PZ-KBHAKE」

このキーボードブラシは、赤田刷毛工業株式会社という、1925年創業以来筆や刷毛などを作ってきた岐阜県中津川にある企業の製品です。

ブラシは主に豚の毛と馬の毛との2種類がありますが、馬繋がりということもあって、このブラシは馬の毛が使われています。汚れを落とすというよりも、表面の埃をはらうのが主な用途です。

キーボードというか、パソコン周りって本当によく埃がたまるんですよね。机の上ならウェットティッシュで拭くのが良いかもしれませんが、キーボードのキー1つ1つを拭くのは効率が悪く、また洗うにしても大仕事です。

こういう刷毛でサッと埃をはらうのが一番の時短です。

色は、PFUが販売しているものが黒・赤・青の3色です。

また、赤田刷毛工業の公式通販サイトでは紺・朱・黒・赤・緑・オレンジの6色が展開されています。

僕の手元にあるのはPFUの赤色ですが、赤田刷毛工業の緑もなかなかお洒落ですね。

感想

この、なんとも言えない写真映え。

掃除用ブラシなんて、普通は引き出しの中に入れておいて、普段は見えないようにしておくもののはず。

なのにこのキーボードブラシは、むしろ他のアクセサリを片付けてまで置いておきたいという欲が出てきます。うむ。素晴らしい。

これでHHKBを常に綺麗な状態で使える。最高の馬の鞍には、それに似合う馬の毛が必要だったんですね。

とても発売から1年数ヶ月しか経っていない商品には見えません。いつも隣にあった。そんな感覚になります。

ちょっと値段が高めですが、HHKBと組み合わせて出てくるこの一体感。そして所有・愛用することの満足感に対してお金を払っているんだと無理矢理にでも納得しそうなこの存在感。

素晴らしいプロダクトです。

この記事を書いた人

魚住 惇

魚住 惇

高等学校教諭で『教師のiPad仕事術』の著者。 AppleTeacher、スクールプランニングノート公式手帳達人、相棒はHHKB HYBRID Type-S 白無刻印、HHKBケーキの人。コーヒーは生豆から焙煎。Podcast「さおとめおとらいふ」始めました。

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