佐々木正悟さんの『できる人は感情の整理がうまい!』を読了した

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こんにちは、ジュン@jun3010meです。

今回、佐々木正悟さんが出した『できる人は感情の整理がうまい!』という本を読んでみました。

佐々木正悟さんはこんな人

ブログを書いている人

ライフハック心理学というブログを運営している人です。

ライフハック心理学 | 佐々木正悟のブログです

心理学ジャーナリストな人

ジャーナリスト、つまり考えることが仕事な人です。

この本以外にも、何冊か出版されていますし、講演会や勉強会も開いています。

僕は去年の春に開かれた名古屋での勉強会に参加させていただきました。

タスク管理の変態

変態という単語を用いてしまい申し訳なく思っていますが、素晴らしい意味での変態です。

 

タスクっていうのは「やること」です。自分が生活していく上で、実行していることです。

「ご飯を食べる」とか「勉強する」とか「仕事をする」などがタスクです。

 

佐々木さんはこのタスクを徹底的に管理している人です。

何年か前の本では「爪を切る」というタスクまで管理されていましたね・・・。


全ての行動を記録し、全てのタスクを管理することで、

本当に自分の自由な時間を見つけることが出来る。という考え方の人です。

この本について

『できる人は感情の整理がうまい!』は、大体こんな内容でした。

仕事をしっかりこなす為の感情の整理の方法が書いてある

ハッキリ言って、どうしたら負の感情がスッキリするかは書いてません。

 

何故ならどうしたら自分の感情がスッキリするかというのは人によって違うからというのが、

佐々木さん自身よくご存じだからです。

 

ただし、具体的な方法を見つける為に必要なことはしっかり書いてあります。

また、その意識を高める内容になっているので、自然とやる気が出てきます。

革新的方法は書いてない

ひょっとしたら佐々木さんの書いてる本って、

ネットのどこかで見た内容のままじゃんって思う人がいるかもしれないんですよね。

今回の本も、僕自身が過去に読んだ佐々木さんの本の中に登場する事柄がいくつか出てきました。

 

ですが、そこがいいんです。


この本にまで書いてあることというのは、

それだけ佐々木さんが重要だと思っていることだと分かるということです。

 

佐々木さんが日頃から様々なタスクを実行する上で、

今でも必要だと感じていることがひしひしと伝わってきます。

それが1冊にまとまっていることに、この本の価値があると僕は感じています。

タスク管理をやった事が無い人は取っつきにくいかも

ズバリ言うと、この本は仕事やプライベートにおいて、

タスク管理を実施している人や、やろうと考えている人向けの本です。

 

本文を読むと、タスク管理をやったことが無い人でもわかるように

書いてあるところに佐々木さんの努力を感じますが、

わからない人には本当にわからない世界のように僕は思います。

 

なので、この本を買おうと思っている方は、

佐々木さんが過去に書いた本を読んでみることを強くおすすめします。

まとめ

この本は、ざっくり言うと

「仕事やプライベートでそれぞれが無意識にやっていることの範囲で困っている人に

「もっとそれについて考えて、うまくいかない原因を探りなさい」と訴えている本」です。

 

僕としては読みたかった分類に入る本です。

4時間くらいで読み終えることができました。

 

ここでも言っておきたいのが、この本には目から鱗な情報は一切書いていません。

普通の人間が、普通に暮らす為にどうすればいいのか。

ということについて、佐々木さんが真剣に向き合った記録です。

 

その中で見つけた佐々木正悟さんが実践している事柄集みたいな感じです。

でもそれは、普通の人間が無意識にやっていることも含んでいるので、

他の人でも実践しやすいもののはずです。

 

僕は全体的にプラスだったので、楽しんで読むことが出来ました。

この長い記事を読み、ここまで辿りついてくださった方なら、

きっと興味の持てる内容だと思います。(`・ω・´)ゞ

この記事を書いた人

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魚住 惇

高等学校教諭で『教師のiPad仕事術』の著者。 AppleTeacher、スクールプランニングノート公式手帳達人、相棒はHHKB HYBRID Type-S 白無刻印、HHKBケーキの人。コーヒーは生豆から焙煎。Podcast「さおとめおとらいふ」始めました。

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