みなさん、セメ4修了まであともうひと頑張りです。
オンラインファイナルが全員合格した今、残るはSBAと、本番の試験のみです。
最後まで頑張りましょう!
それでは、俺流ですが、SBA対策を書こうと思います。
実機では、最終的にはとあるトポロジを構築することを目標としています。
そのトポロジは、ケーススタディで何度もやったものに非常によく似ています。
それじゃあちょっとイメージしてみましょう。
ケーススタディを思い出してください。ケーススタディの課題用紙には、
図が書いてあって、その下に構築するネットワークの仕様が書いてありましたね。
その仕様書は、箇条書きですが、ある程度文章化されていて読みやすいですが、
その文章をみながら、パッパッと設定できるほど、多くの人は器用じゃありません。
その仕様がどういった設定をするように指示しているのかを明確にすることが大切です。
それでは、ジュン流ケーススタディ攻略順序を紹介します。
まず、重要なのは、「設定する順序」です。沢山の仕様の中で、
一体どんな順番で設定をすればいいのか。
俺なりに考えてみました。
- サブネットの計算
- ルータの初期設定
- enable password
- enable secret
- line console 0
- line vty 0 4
- IPアドレスの設定
- serial0
- fastethernet0
- デフォルトルート
- ルーティングプロトコル
- デフォルトルートも飛ばす
- PPP
- username 相手のホスト名 password 相手のパスワード
- VLAN
- サブインターフェイス
- スイッチのVLAN作成
- DHCP
- network
- default-router
- helper-address
- NATの設定
- ip nat inside source ….
- access-list 1 ….
とまぁこんな感じです。この順番の特徴、何だかわかりますか?
答えは、基本設定を最初にするということです。
例えば、ルーティングプロトコルやDHCPよりも、まずはインターフェイスの基本設定をやっています。
こうすると何ができるかというと、Pingがいち早く飛ばせるようになるんです。
もちろん、個人の好みの順番で、全部を一気に設定してもいいと思いますが、
例えばDHCPを設定しても、IPアドレスがもらえない場合、
ひょっとしたらDHCPを設定したルータまで、
ルーティングが原因で通信できない可能性もあり得るわけです。
そうすると、確かに失敗してるんだけど、何をどう失敗したのか、
原因がなかなか見つからないものです。
なので、最初は初期設定、基本設定を確実にして、Pingが飛ぶことを確認しましょう。
そうすれば、例えPPPの設定をしてPingが飛ばなくなったとしても、
Pingが飛ばない原因がPPPの設定だってすぐに気づくことができます。
慌てず慎重に、じっくりと。問題を1つ1つクリアしていきましょう。
それじゃあ、明日のSBA頑張ってね!