Macお宝鑑定団のdanboさんより、「SLIM FOLIO PRO FOR iPad Pro」の12.9インチ対応モデルをレビューする機会を頂きました。danboさんありがとうございました。
これまでiPad ProにHHKBBTを接続して使っていましたが、2つほど悩みを抱えておりました。
こんな悩みを抱えていた
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<ul>
<li>
HHKBBTは接続先を頻繁に切り替えることには向いていない
</li>
<li>
膝の上に置いてタイプできない
</li>
</ul>
</div>
<p>
</p>
まぁこの際HHKBについては新型がいつの日か出ることを期待して、他の製品で解決できないか考えていたわけなんですよ。
というわけで今回は、iPad Pro 12.9 第3世代に使えるLogicoolのキーボードカバー「SLIM FOLIO PRO FOR iPad Pro iK1273」をHHKB好きな僕が許せるのかどうか、レビューします。
外観チェック
箱を開けると、すぐ本体が出てきました。うん、でかい。さすが12.9インチ用のキーボードケースだ。
箱から取り出して、開けてみました。左側がiPadをはめ込む部分。右側がキーボードです。
iPad本体は下側から差し込みます。ここはサクッとはまります。
ちょっと苦労するのがこっちの上部分。ゴムをぐいっと曲げてはめ込みます。少しだけ力を入れる必要があります。
全体像です。撮影用に敷いた白いフェルトからはみ出ました笑。これはもう13インチ級の大きさです。
右側面部分にMicroUSB端子があります。このキーボードはBluetooth接続なので、バッテリー残量がなくなる前にここから充電する必要があります。
キーボード全体はこんな感じです。このレイアウトはLogicool製キーボードの特徴が出ています。過去にiPad miniやiPad Air2にLogicool製キーボードケースを付けてきたので、僕にとっては親しみやすいものです。
US配列なのもまた素晴らしい。JIS配列よりすっきりしたデザインで美しく、慣れ親しんだ配列でiPadでも入力できるとワクワクしています。
ちなみにこのキーボード、光ります。必要かどうかは置いておいて、こういう演出は嫌いじゃないです。
メリット:ロック解除→即入力ができる
当たり前と言えば当たり前だが、それが素晴らしいのですよ。スタンドとして機能しながら、すぐに入力を開始できるのがこれほど気持ち良いのかと思い知らされます。
アウトライナーを起動したその瞬間から入力ができるんですよ。当然の話ですけど。他の作業をしていても、ぱっと切り替えてすぐ入力ができる。思いついたアイディアをその瞬間にアウトライナーに記録できるという速効性はアウトラインで物事を考えていく上で極めて重要な要素です。それが当然のようにできる。これが当たり前となるのが最高なんですよ。
iPad+HHKBBTの組み合わせだと、HHKBBTを事前にMacとペアリングでもしていたもんならそうはいかなくて、再度iPadとペアリングし直す必要が出てきます。これが面倒くさい。ペアリング完了する前に頭の中のアイディアが消えてしまいそうになります。ちょっとだけ入力したいっていう時に不向きだったiPadが、さっと開いてさっと入力できる魅力的なマシンに早変わりしました。
お陰様で、来週行うiPad活用セミナーのスライド作成にも大活躍です。
デメリット:重い
重い。とにかく重いです。iPad+キーボードで1.35kgまで重くなります。これは持っているだけでもかなり重いです。
ちなみにキーボードだけでも700gの重みがあります。あれ、ひょっとしてiPad本体と良い勝負じゃないですかね。
キーボードケースを付けたまま折りたたみ、タブレットとして机に置いて使うこともできます。がしかし、これを持ったままソファでくつろいでっていう重いさではありません。
感想:しばしのお供確定
重さというデメリットは確かにあります。しかし、膝の上でさっと開きさっとタイピング出来るというメリットが勝ちました。
SmartKeyboardFolioが欲しくなりますねこれは。それでもこのLogicoolのキーボードの打ち心地は本当に心地が良いです。Bluetoothキーボードの中ではほとんど完成の域に達している品です。
ただやっぱり重いなぁ。