スピーカーエッジの貼り替えを自分でしてみた

ちょっと最近、自分のデスク周りを紹介しようかな!なんて考えています。魚住惇です。
しかし紹介するにはデスク周りが物がごちゃごちゃしていて、ちょっとこのままでは写真も撮れない。

じゃあ年末年始だし、大掃除もかねて配線などの見直しをしよう!

そう思ったある日、音楽をかけながら片付けをしていると、スピーカーの異変に気付いたのでした。

なんか、低音が鳴る時にビリビリっていう震動音が聞こえる。スピーカーの中に、異変が起こっている?

そんなこんなでスピーカーの中の様子が気になってしまったので、スピーカーを分解して原因を探ろうとしたのでした。

今回は、実際にスピーカーエッジという部品を貼り替えてみた話をします。

DENON USC-65を分解する

僕が2022年1月現在愛用しているスピーカーは、こちらです。型番はDENONの「USC-65」というやつです。60W出力なので、そこそこの音質でボンボン鳴ってくれます。

大学時代にお世話になった先生が、研究室の中を大掃除していた時に出たゴミの山の中から発見しました。先生からは「好きなものを取っていっていいぞ。どうせゴミだからな。」と言われたので、このスピーカーに目をつけて家に持って帰りました。

それ以来、実家で暮らしている頃は愛用していたのですが、愛知県教員採用試験に合格して、自宅から勤務校へは通えないことが発覚して一人暮らしを始めた時は、アパートには持っていきませんでした。

妻のゆかさんと結婚して、今のアパートに引っ越すタイミングで実家から持ってきて設置しました。

当時のゆかさんからは、「アパートからアパートに引っ越したのに、なんで物が増えるの!」と言われたものです。

このスピーカー、DENONというオーディオ機器メーカーのスピーカーで、そこそこ音質が良いなと個人的に満足している代物です。

で、このスピーカーから異音がする原因を調べるために、表面のカバーを取り外してみることにしました。

うわぁ・・・。これは酷い見た目だ・・・。

見てくださいよこの、ボロボロな部分を。

これを見た瞬間に、僕はこういうツイートをしました。

これは、神様のお告げだ。新しいスピーカーを買うという。
そんなことばかり考えていました。

ただここで、ゆかさんの顔が浮かんだのです。(ここ重要)
新年早々、ウン万円のスピーカーを買うと言い出したら、どう思うんだろうか。
というかお許しいただけるのだろうか。

そうこう考えているうちに、この考え方にたどり着きました。

「これって、リペアできるんじゃないか?」

調べていくうちに、DIY好きな血が騒ぎました。
上の写真の、スピーカーのボロボロになった部分、あれは「スピーカーエッジ」や「サウンドリング」、「フォームエッジ」と呼ばれている部分だそうです。

それと、このスピーカーの型番で検索してみると、一応こちらのサイトに詳しいスペックなどが載っていました。

なるほど。このスピーカーには3つの大きさのスピーカーが入っていて、今回ビリビリに敗れてしまったのは、ウーハーだったのか。

というわけで、AmazonのPrime配送に対応しているスピーカーエッジの中で一番サイズが合いそうなものを選んでポチりました。
それがこの2つです。ゴム製で、1つ500円くらいでした。

スピーカーエッジを貼り替えた

Amazonより物が届いたので、このスピーカーを更に分解して、エッジを交換しました。
このスピーカー、一見するとネジが見当たりませんでしたが、最初に取り外したカバーを取り付けるゴム部分をマイナスドライバーでほじくってみると、

こんな感じにネジが見えてきました。これが4箇所あったので全てのゴムを取り外して、ネジを外しました。

そこから全面コルク板の部分が出てきて、ウーハーがねじ止めしてありました。これはそのネジも4箇所取り外した物です。
このビリビリに敗れた部分を全部素手で破り取った状態で、購入したスピーカーエッジを差し込みました。

接着に使ったのは、木工用ボンドです。本当は万能ボンド見たいなものを使った方が良いらしいんですが、我が家にはこれしかないので仕方なく木工用ボンドで接着することにしました。

ボンドが乾くまで、ゴム部分が浮かないように洗濯バサミで固定しました。夜に作業したので、朝までこの状態で寝かせたわけです。

朝になったらボンドが乾いていたので、分解した時とは逆の順番でねじ止めして元通りにしました。

低音が復活した

自分でスピーカーエッジを貼り替えて、しかも木工用ボンドで接着してみた結果、

音がめちゃくちゃ良くなりました。
低音がこれまで以上に出るようになりました。というかこれが本来の音だったのかと思うほどです。

いっちゃん(息子2歳)も、これで勇者王誕生!を再生することで「ガッガッガ〜!!」と大喜びで熱唱しておりました。

今回良かったなと思ったのは、
スピーカーが壊れた→新しいのを買おう!
という考えになったのを思い留まり、
どうにかして再利用できないか
という考えにマインドチェンジしたことでした。

最近流行りの、サスティナブルというやつですね。調べてみると、意外と方法が見つかるものです。
あと、お高いオーディオ製品って、イヤホンだとリケーブルできるように、スピーカーも長く使えるものって、良いものだなって改めて思いました。

今回の記事で「へぇ、スピーカーって、自分でリペアできるのね」と思っていただけたら幸いです。
ただ、本当にお高いものは、メーカーやオーディオ屋さんで修理してもらうのが良いかなと思いますよ。

この記事を書いた人

魚住 惇

高等学校教諭で『教師のiPad仕事術』の著者。 AppleTeacher、スクールプランニングノート公式手帳達人、相棒はHHKB HYBRID Type-S 白無刻印、HHKBケーキの人。コーヒーは生豆から焙煎。Podcast「さおとめおとらいふ」始めました。

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