だいぶ過ごしやすい気候になってきました。毎年この時期というのは、手帳シーズンです。文房具店や書店には来年用の手帳が並び、賑わいを見せています。

スクールプランニングノートも先生方からのご意見やニーズに合わせて改良された2020年度版が出ます。

今回は、どの辺りが改良されたのかをまとめてみました。

ABMUの変更点

これまでスクールプランニングノートは、それぞれの職種に合わせてバージョンを増やしてきました。

  • A:小学校教師向け
  • B:中学校 高校教師向け
  • M:管理職向け
  • U:ユニバーサル

ユニバーサルは特別支援学校の先生も想定されていますが、唯一のA4サイズということもあって他の校種の先生方にも好評だそうです。

そして、それぞれのバージョンの変更点を表にまとめてみました。こちらです。

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  「週間計画表」が専科対応<br />「週間計画表」の朝の欄が独立<br />「名簿ページ」の2ページ増量
</td>
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  「週間計画表」のマスが少し大きく<br />「名簿ページ」の2ページ増量
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<td>
  「週間計画表」の週末欄の拡大<br />「年間計画表」を28ヶ月先まで拡大
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  「週間計画表」の朝の欄が独立<br />製本方法を見直して、さらに開きやすく書きやすくなった
</td>
A
B
M
U

なお、今回の変更点に関しては、スクールプランニングノートの公式Facebookページより引用しました。

学校事務職員向け(Jタイプ)が新たに追加された

既存の4種類に、新しく「J」が追加されました。事務員バージョンです。

学校の中での事務員としての勤務なので、時間割の通りのチャイムが聞こえる環境でのお仕事なわけです。ですが、チャイムと同じタイミングで仕事を変えるわけではないので、時間割の時間軸が不要です。ということは、スクールプランニングノートをそのまま事務員さんが使うのは勝手が良くないのです。

よって、こんな感じのレイアウトとして設計されました。画像は学事出版のウェブサイトから持ってきた、Jタイプの週間計画表です。

案件を複数抱えている事務員さんが、案件の進捗をメモできるような欄が左側にあります。右側には詳しいメモを書くようになっています。

このToDoリストを発展させて内容が書き込めるようになっていることで、複数のプロジェクトの進捗を記録し易くしているわけです。

サイズもA5と手軽なサイズです。A4サイズで印刷した紙なら、半分に折ると丁度良く入ります。

さいごに

今年度でスクールプランニングノート歴4年になりました。使っている先生の声を改良点として反映されていて、毎年どんどん使いやすくなっていくのが実感できます。

それでいて、「ここは必ずこうやって使え!」みたいな押しつけではなく、あくまで使っている先生が、自分が使いたいように活用できるようなレイアウトを維持してくれています。

学校の先生って、僕も含めて拘りが強い人が多い印象があります。手帳の使い方も一緒で、十人十色です。それぞれの使い方に合わせて使い込んでいけるのが、スクールプランニングノートの良いところであり、カスタマイズ性の高さです。

教科や分掌、学年に正副担任。役割が違うだけで実際の仕事の内容は全然違います。それでも学校という現場で同じ時間割という枠組みの中で仕事をしている。その共通点にしっかり対応した週間レフトを中心としたこの手帳は、2020年度版では更にカスタマイズ性を高くしました。この流れは正解だなと思います。

ちなみに2020年度版は2019年10月時点ではAmazonは商品登録されていません。公式サイトでのみ予約が始まっています。Amazon等で取り扱いが始まり次第、追記する予定です。

この記事を読まれている先生方、スクールプランニングノート如何ですか?

当ブログでは、スクールプランニングノートの具体的な使い方について書いてきました。良かったらそちらも是非ご覧下さい。