スクールプランニングノート2023年度版の改良点まとめ

こんにちは。スクールプランニングノート公式アンバサダーの魚住惇です。

今回は、僕が公式アンバサダーを務めている教員向けのノート兼手帳の「スクールプランニングノート」の2023年度版が手元に届いたので、2022年度版からの改良点などを中心にお話ししたいと思います。

※本記事はアンバサダーという立場で書いていますが、販売元の学事出版からは対価を受け取らず執筆しています。

先生のためのノートとして開発された

スクールプランニングノートが発売されたのは2012年度版から。今年(2022年度)で10年目を迎え、来年度で11年目に突入します。教員として採用を受けてから2年目の2016年から使用を開始し、2022年現在でも使い続けています。

iPadも併用して使い続けながらも、僕はスクールプランニングノートをずっと愛用し続けてきました。

ここ数年で、iPadアプリのGoodNotes5にカレンダーのリンクが埋め込まれたPDFを入れて、手帳代わりとして使う人も増えてきたように思います。

ただ学校現場は個人情報の扱いに厳しく、個人所有のiPadに生徒の情報を入れるわけにはいきません。セキュリティポリシーに違反するような内容をブログで勧めるのは御法度です。

こうした事情と、デジタルデバイスを持ち込んではならない場所が学校にはあるという実情を考えると、学校現場においては紙の手帳の方が優位なのです。

そんな特殊な現場で、朝から夕方まで、下手したら晩まで、がむしゃらに働き続けている先生が、自分を見失わないために必要な手帳。

それを目指したのがスクールプランニングノートです。

最大の特徴は、押し付けがましくないこと

毎年書いているかもしれませんが、このノートの一番良いところを、改めて語ります。

近年の自己啓発書を見ると、やれこれをこうするのが正しいだの、○○すべきだの、著者の方が実際に行動されている指針や内容そのものが、絶対的な正義のように扱われているのをよく目にします。

手帳にも同じことが言えて、「このとおりに使うと人生が変わりますよ!」みたいな謳い文句が出てくるものが結構あります。逆に言うと、その通りに使わなければ人生が変わりませんよとも受け取ってしまうような内容です。

スクールプランニングノートは、監修された方を持ち上げるように表紙に載せることがありませんし、目標とする働き方も提示しません。

毎日の激務に疲弊している先生、生徒の対応に追われて、自分を見失いそうになる。そんな先生方に寄り添って、情報を整理したり、授業の進度を記録したり、生徒の情報を蓄える。そのためのノートです。

先生方それぞれ、大切にしているものも違えば、仕事の内容も違います。扱う情報の種類も違います。意外と多種多様な先生方の仕事に寄り添って、思いおもいの使い方に馴染んでいく。それがスクールプランニングノートなんです。

使い方は人それぞれ。どんな使い方にもカスタマイズできて、先生方に自由に活用してもらう。だから監修した人を出すこともしませんし、担当者の方が前面に出てくることもないわけです。

この奥ゆかしい感じが、僕は本当に好きなんですよ。

2023年度版の特徴は、表紙の強化

さて、2023年度版スクールプランニングノートの改良点ですが、公式Facebookアカウントによると、次の改良点が加えられています。

★ABMUタイプ共通の改良
製本を強化しました!
(表紙をもう一枚追加し、カバーとの摩擦による折れを防止)
★Aタイプのみの改良
週間計画表の右ページに「児童の欠席」という項目を追加しました!
★Mタイプのみの改良
巻末資料に「入学卒業年早見表」が入りました!
★Uタイプのみの改良
週間計画表に年中行事やアニバーサリーを追加しました!
<Facebook スクールプランニングノート公式アカウントの投稿より引用>

今回僕が購入したのがBタイプのみなので、確認できたのは表紙が2枚構造になったことだけです。

2023年度版がこちら。確かに二重構造になってます。

僕は2018年からSMART FITというB5サイズのノートカバーにスクールプランニングノートを入れていますが、どうしても表紙が中で折れてしまって”くたんくたん”になってしまいました。

毎年の恒例行事として、年度始めには表紙の付け根を養生テープで補強する作業を同僚と一緒にやっているほどです。

この作業が来年度から不要となるかどうかは、実際に2023年度版をノートカバーに入れて使ってみないとわかりませんが、こうした細かい不満に対しても改善を図ってもらえるのが、常連ユーザーにとって嬉しいポイントです。

本当にユーザー目線での改良を繰り返してきてくれたんだなと、改めて思います。

紙の手帳+iPadがこれからのスタンダード


2023年度版にも名前を載せてもらえました。ヒャッホイ。

スマホやタブレットが発売されてから、「スマホがあれば手帳がいらない」「iPadがあれば手帳がいらない」みたいな論調が、ことある毎に繰り返されてきました。

電子書籍が登場してから、やれ紙の本の方がページをめくっている感じがするだの、電子書籍の方がかさばらんだの、”どっちが良いのか”という対立構造ばかりが目立ちました。

2022年現在での僕の答えは、”両方便利に使うのが正解”です。

スクールプランニングノートをリンク付きPDFにして、GoodNotes5で使いたいという意見を多く見かけますが、それはあくまで紙をデジタル化しただけで、想定されている使い方は紙と同じです。

それどころか、iPadの画面ロックを解除し、アプリを立ち上げて、ノートを開いて、目的のページに移動するまで、結構なステップです。

いつでもどこでもiPadを持ち歩いている人でも、パッと開いてパッと書き込むという動作が紙の手帳よりも遅いわけです。

そもそもデジタルデバイスで紙と同じことをやろうって発想そのものが、デジタルの良さを活かしきれない理由になってしまいます。

そこまで無理をせずとも、iPadも紙の手帳も両方使えば良いじゃんというのが僕の答えです。それぞれの良さを活かすためには両方使えばいいんです。そりゃiPad1台でなんでもこなす方がスマートに見えて格好良さそうに見えますけど、少なくとも学校現場では現実的ではありません。

iPadを使っている先生にこそ勧めたい。僕にとってそれが、スクールプランニングノートです。

ちなみに今年度のBタイプの限定色はコーラルです。画像で見ると落ち着いた感じのピンクですが、実際に見てみると、割と明るい色でした。

公式アンバサダーとして勤務校内での注文を毎年集約し、学事出版に発注を毎年かけていますが、今回は注文の半分がこの限定色でした。

毎年3月くらいには限定色が売り切れてしまって、Amazonでは高額転売が目立ちます。特に限定色が気になる方は、早めに確保されることをお勧めします。

スクールプランニングノートは、毎日頑張って働く先生方に寄り添って、応援してくれる。そんなノートです。

市販の手帳だとどうも学校での勤務に馴染まないなと思った先生方も多いはず。来年度版の購入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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魚住 惇

高等学校教諭で『教師のiPad仕事術』の著者。 AppleTeacher、スクールプランニングノート公式手帳達人、相棒はHHKB HYBRID Type-S 白無刻印、HHKBケーキの人。コーヒーは生豆から焙煎。Podcast「さおとめおとらいふ」始めました。

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