こんにちは。スクールプランニングノート公式アンバサダーをやっています。魚住惇です。

まずはこちらの写真をご覧ください。

スクールプランニングノート2023を購入された方で、「あれ?開きにくくなった?ひょっとして改悪?」と思われた先生方がいるかもしれません。

僕自身は2022年の秋にスクールプランニングノート2023が発売した時に、実際にパラパラとページをめくってみたんですが、その時にはざっと見ただけだったので、このことに気づきませんでした。

でも実際に来年度の準備をそろそろ始めようかなと思ってページを開いた時に、「あれ!去年と同じようにページが開かないぞ!」と気づきました。

今回は、そんな2023年版を、従来通り開きやすくするために工夫した内容をまとめたいと思います。

表紙に追加された白い厚紙を剥がす

Amazonのレビューで、製本の方法が糸綴じから変更されたのでは?なんていう書き込みを見たことがありますが、あれは真実ではありません。糸綴じであることそのものは変わりません。

平らに開かない原因は、表紙に追加された厚紙です。この厚紙は、手帳カバーに入れたときに、表紙が折れないようにと補強したものです。

ところが補強しすぎてしまい、開きづらくなってしまった。改善を目指したつもりが、かえって逆効果となってしまったというわけです。

この白い厚紙、両端と中央部分にのみ糊付けされているので、隙間を広げてみると、ほら、いつもと同じような見た目の部分が出てきます。

つまり、表紙の丈夫さよりも開きやすさを優先したいのなら、この白い厚紙を剥がしてしまえば良いわけです。

学事出版さんすみません、スクールプランニングノートに刃を当てますね。

まず切り離すのは表紙の端で糊付けされている部分です。僕はペーパーナイフを使いました。レターオープナーを使っても良いと思います。

そのあと、白い厚紙だけを表紙からめくって、この中心部分からも剥がします。

この部分が厚めに糊が付いているようで、剥がそうとしたら破れてしまいました。でもとりあえずは気にせず、剥がせるだけ剥がします。

中心部分も剥がす

僕の場合だけかもしれませんが、厚紙を剥がしただけでは、まだ肝心な中心部分が剥がれていませんでした。

なので、ここは厚紙と従来の表紙が糊付けされている部分も剥がすことにしました。

この辺りの作業は、くれぐれも自己責任でお願いしたいところですが、僕が作業した時には、糸が切れたりしなかったので、きっと本体は大丈夫だろうと思っています。

特に剥がすときは勇気がいりますが、僕は「どうせこのままストレスを感じながら1年間我慢するくらいなら、今すぐ勇気を出してしまえ」と思いながら指に力を込めました。

養生テープで補強する

強度に不安があったので、最後に剥がした部分を養生テープで補強することにしました。

それと追加で、元々の表紙の部分にも、養生テープを1周ぐるっと貼りました。これは手帳カバーに入れた時に表紙が折れないための対策です。

これをやらなくてもいい良いにと施された改良だったはずなんですけどね。こればっかりは仕方ありません。

補強が終わるとこんな感じです。お疲れ様でした。

従来通り開くようになった

これでようやく、以前と同じように平らに開くようになりました。

この状態で使い続けたことがないので、肝心な耐久性は未知数です。それに、このブログの通りに作業したからといって、スクールプランニングノートが致命的なダメージを負ってしまったとしても、僕は責任を持てません。

あくまで自己責任でお願いします。僕もその覚悟で作業してみました。

それでも、これまでと同じように開くようになったので、4月からはこの状態で使ってみようと思います。

それと、学事出版のスクールプランニングノートの担当の方も、今回の改良によって表紙が開きづらくなった点は認識しています。

もしも従来通りの開き方、つまり白い厚紙が無い方が良かったと思われた方がいらっしゃいましたら、アンケートはがきにその旨を書いていただくと良いと思います。

自己責任でもいいから、とにかくこれまで通りの使い心地で使いたいと思われる方の参考になりましたら幸いです。