Photo:砂浜
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こんにちは、ジュン@jun3010meです。
最近、風邪が治っても酷い咳だけが残り、たまに咳が止まらなくなる症状が出る人が増えてきたので、記事にしてみました。
その名は「夏型過敏性肺炎」
夏型過敏性肺炎は、普通の風邪のように見えますが、
夏によく見られる風邪で、特に咳が酷くなる傾向があると言われています。
比較的大量の抗原に曝露されて発症する急性型では、抗原曝露4−6時間後に発熱、咳嗽、呼吸困難を呈する。 少量〜中等量の抗原に断続的に曝露されて発症する亜急性型では、咳嗽で始まり、発熱、呼吸困難が進行する。 慢性型では抗原曝露の関連性は失われ、咳嗽や呼吸困難が慢性的に進行する。
夏型過敏性肺炎の厄介なところ
なんと言っても、夏型過敏性肺炎にかかってしまうと、
熱やだるさが引いても咳だけが残り、結構続いてしまうことが問題です。
また、咳が原因で体力を消耗してしまい、体がだるくなったりします。
原因はカビ
猛暑が続く今年の夏は、特に今の時期はカビが繁殖しやすい状況です。
カビは気温20~30度で最も増殖しやすく、湿度が60%以上で発生しやすくなり、80%以上で急速増殖します。
主に原因とされているカビは、「トリコスポロン」と「クタネウム」と呼ばれているカビで、
エアコン内で繁殖しているとされています。
解決方法
医師の診察を受けること
まずは、医師の診断のもと、咳の炎症を抑える薬をもらうことです。
また、咳の原因がカビならレントゲンに何かしら写るはずなので、
自分が本当に夏型過敏性肺炎であるのか診てもらうことをおすすめします。
エアコンのカビ対策をする
特にエアコンはフィルターの掃除をするのはもちろんですが、
フィルターを掃除してもなかなか臭いが消えないことがよくあります。
「おっかしいなぁ、フィルターを掃除したのに、エアコンの風が埃っぽいぞ?」と思う方は、
専用の洗浄スプレーを使うことをおすすめします。
2013年8月19日追記
エアコン洗浄スプレーでエアコンを掃除してみました(`・ω・´)ゞ
・嫌な臭いも消えて爽やか!エアコン洗浄スプレーを使ってみました! | BeginningNEWS
カビを除去することで、夏型過敏性肺炎の原因を部屋に撒き散らすことも防げると思います。
浴槽のカビ対策をする
風呂は毎日使う場所で、一番湿気が籠もりやすい場所です。
カビにとってはうってつけの場所です。対策としては、風呂の掃除を小まめにやることと、
使っていない時は水分をしっかりと拭き取ること。それと、カビ予防のものを置くことをおすすめします。
しっかりと掃除をして、カビの繁殖を抑える工夫を日頃から行うことで、
夏型過敏性肺炎を防ぐことができます。
台所のカビ対策をする
食器の洗い物などで利用する台所も、水分が残っている場所があると汚れがたまったり、
カビが繁殖しやすい場所になってしまいます。やっぱり基本は水分をしっかり拭き取ること。
我が家ではマイクロファイバーの台ふきを使ってます。これがまた吸水性がよくて、
吹いてて気持ちいいくらいです。水分を残さないように毎回吹いておくことで、
カビの繁殖を抑え、咳の原因を増やさないことが大切です。
まとめ
・咳が止まらないなら医師の診断を受けよう!
・日頃からカビ対策をして予防しよう!