教師の世界にも飲み会があります。10年ほど前までは体育会系なイメージが根強い印象でしたが、ここ最近はどの学校も飲み会の雰囲気が落ち着いてきました。

今回は、教員の世界でどれくらいの頻度で飲み会があるのかを話しつつ、回数を抑えているという話をします。

こんなことを知りたい方にオススメの記事です

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    <li>
      教師はどの時期に飲み会をしているのか
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    <li>
      どんな服装で行くべきか
    </li>
    <li>
      最低限どの飲み会に出るのが良いか
    </li>
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各学期末の終業式の日:計3回

3学期制の学校では、1学期・2学期・3学期と1年間を区切っています。殆どの学校がこの分け方を採用しています。その学期の終わりごとに、先生方は飲み会を計画しているんですよ。

それぞれ夏休みの前日、冬休みの前日、春休みの前日、つまり終業式の夜に飲み会があります。

この学期終わりの飲み会は多くの学校では学年ごとに飲み会が計画されているフランクな飲み会なので、私服が前提です。若い先生が多く配属された学年の飲み会だと、その後に2次会があったりします。

3学期制の学校だと、これで計3回は年に飲み会があることになります。これだけでは終わりません。

歓送迎会:計4回

新しい年度に向けて、先生方の異動があります。新しく学校に赴任される先生方をお迎えするのと、他の学校に転勤される先生方をお送りする意味を込めて、歓送迎会が行われます。

ホテルのレストランや結婚式場のレストランなど、キレイめな場所で行われることが殆どなので、フォーマルな格好で参加します。

ただ、離任式の夜に歓送迎会を行うので、新しく赴任される先生方の多くは、これまでお世話になった学校の歓送迎会に出席します。

参加は自由ですが2次会がほぼ確実に予定されています。

これで計4回となります。

忘年会:計5回

2学期の期末テストの日程に合わせて、11月下旬頃に忘年会がほとんどの学校で予定されています。中には2学期の飲み会と兼ねる学校もありますが、忘年会は歓送迎会規模の飲み会の場合が多いので、フォーマルな格好で参加します。

忘年会という名前の飲み会としてはちょっと早い時期かもしれませんが、2学期の終業式の飲み会と日程が重ならないようにと調整した結果、テスト週間中で部活も活動しないテスト週間中に実施されるようになっています。

これで計5回です。多くの学校が最低限計画を立てている飲み会はここまでです。

PTA懇親会:計6回

PTA総会や、PTAの役員理事会が終わった後に計画される飲み会です。参加されるのは、PTA役員である保護者の方と、PTA担当の先生方です。あとは部活動の繋がりで参加される顧問の先生方もいらっしゃいますが、ごく少数です。こちらも保護者と杯を交わすので、フォーマルな格好が望ましいです。

僕はこの飲み会に関しては、あまり参加していません。

学校祭終了日に飲み会があることも

若い先生が多く配属されている学校や、飲み会の頻度が多い学校では、学校祭などの大きな学校行事が終わった後に飲み会があります。学校祭の最終日に行われる体育祭の日の夜に行われる場合が多いです。生徒ほどではないですが体育祭で汗を流した先生方や体育祭を担当した先生方を労うのが目的です。

まとめ

年平均6回ほど行われる教員の飲み会、僕は他の企業の飲み会に参加した経験がないので、この回数が多いのか少ないのかわかりません。

もちろんこれ以外にも、仲間内で飲み会を計画して楽しんでいる先生方も多数見受けられます。特に単身の先生方は週末にはよく早く帰ってから仲の良い先生方と飲んでいることが多いです。僕は結婚を機に飲み会第1戦から退きました。これでも若い頃は週2で飲み会とかざらだったんですけどね。転勤したり結婚したりと、環境が変わると飲み会の回数も変わるものですね。

教員の飲み会は参加必須ではありません。参加したい人はとことん参加し、参加しないと決めている先生は本当に全ての飲み会に参加しません。それが許されている世界です。

それでも付き合い程度には参加しようと考えているなら、歓送迎会と忘年会には参加されることをオススメします。僕は学年の飲み会にも加えて参加するようにしています。