こんにちは、ジュン@jun3010meです。
今回は、テレビというメディアが、どういった特徴があるのか。
という事をメディアリテラシーの観点から学ぶ為に、
この本を読んでみました。
『テレビの裏側がとにかく分かる「メディアリテラシー」の教科書』
この本は、元フジテレビアナウンサーの人が書いた暴露本で、
時に詳しく、時に荒い口調で書かれています。
民放は株式会社
この本を読むまで、そんなこと、考えもしませんでした。
ステマとかやらせとか、そういう概念じゃないんですね。
NHK以外の放送局は、全て株式会社。
株主を意識するのは当然ですね。
テレビ局にお金を払っているのはスポンサー、
つまりテレビの顧客は視聴者ではなくスポンサー。
これが分かっているかどうかだったんですね。
改めてこのお金の流れを確認すると、
色々と見えてくるものがありました。
この本は、こういった基礎知識の確認から始まります。
筆者の体験した暴露が次々と出てくる
そして、ほこ×たてやあるある大辞典など、
過去にやらせ放送として話題となった番組の、
詳しい話が結構書いてありました。
ここでは詳しくは書けませんが、
「そうだったのか!!!」と思える内容ばかりです。
ほんと、テレビを見る目が変わってしまいそう。
「テレビってそういうもんでしょ?」という認識が大事
この本を通して、僕自身が一番気をつけるようになったのは、
「テレビは宣伝活動の道具」という位置づけ。ということです。
テレビが報道したことが全て正解というわけではない。
新聞に書かれていることが全て正しいわけでもない。
ネットに書いてある裏話が全て実話とは限らない。
要するに、見極めが大事だっていうことなんです。
この本を通して、改めて実感しました。
メディアリテラシー、これからもっと、
日本人にとって求められる力となるでしょうね。
おわりに
1つ、不満というか、勿体ないのが、
この本、全体が結構短いということ。
全120ページしかありません。
1日で。というか往復の通勤時間内で
全部読めてしまったので、もっと内容が濃くて色んな話が見られると良かったなぁと思います。
が、これまでテレビを信じてきた人にとっては、
効果覿面な内容ばかりです。
1度読んでみることをおすすめします
(`・ω・´)