CrossOverでUbuntu上でOfficeを動かしたものの、
細かい不具合が目立ちます。
やっぱり、Windowsと同じようには動かないのね(´・ω・`)
というわけで、再びVirtualBoxを使うことにしました。
実は、少し前から試していたことがありました。
それが、ブリッジ接続です。
以前からVMwareで実験的にサーバを立てたりしていましたが、
その時に、仮想OSもルータからIPアドレスがもらえるようにしたのが、ブリッジ接続です。
VirtualBoxのデフォルトでは、NAT接続となっていますが、
これはVirtualBox自らIPアドレスを仮想OS(ゲストOS)に割り当て、通信を取り持つというものです。
通信さえ出来ればNAT接続でもいいのですが、
VirtualBoxのNAT接続は、Pingが通らないのです。。・゚・(ノд`)・゚・。
インターネットはできるので、DNSで名前が決まっているものにはアクセス出来ますが、
IPアドレスでの通信はできないのです。。・゚・(ノд`)・゚・。
そして、そんな悩みを解決するのがブリッジ接続ですが、
brctlを使用した従来の方法では、無線LANと併用できないのが難点でした。
しかも、検索して出てきたブログのほとんどが、諦めています。
前置きが長くて申し訳ないです。(´・ω・`)
今回は、ProxyARPとDHCPリレーとブロードキャストリレーを使うことにより、
WindのUbuntuで無線接続しながら、VirtualBox上のゲストOSをブリッジ接続させました。
ジュンのネット環境は、現在こんな感じになっています。
ルータのIPアドレス:192.168.11.1/24
Ubuntuの無線LANインターフェイス:wlan0
1.必要なパッケージをインストールします
sudo apt-get install uml-utilities parprouted bcrelay dhcp-helper
2.IPをフォワーディングさせます
sudo sysctl net.ipv4.ip_forward=1
3.TAPインターフェイスを作成します
sudo tunctl -u $USER(自分のユーザ名)
sudo ip addr add 192.168.11.150/32(自分のネットワークに合わせる) dev tap0
sudo ip link set tap0 up
4.DHCPリレーを設定する
DHCPHELPER_OPTS=”-b wlan0 -i tap0″
sudo /etc/init.d/dhcp-helper restart
5.tunの権限を変更する
sudo chmod 666 /dev/net/tun
6.ProxyARPを起動させる
sudo parprouted -d wlan0 tap0 &
- BroadcastRelayを起動させる
sudo bcrelay -i tap0 -o wlan0 &
あとは、VirtualBoxの設定でネットワークアダプタの「割り当て」を「ホストインターフェース」にして、
「ホストインターフェースの設定」の「インターフェース名」を「tap0」にするだけです。
この後、ゲストでXPを起動させると、
こんな感じにIPアドレスがもらえるはずです。
最後に、IPアドレスが確認できたら、
Ubuntu上からゲストOSにPingを送ってください。
Pingが返って来なかったら、ゲストOS上でIPアドレスの更新をしてください。
それでも実行しても通信できなかったら
PingとIPアドレスの再取得を繰り返してください。
この赤い文字の考えに到達するまで、結構かかりました。
。・゚・(ノд`)・゚・。
でも、一度通信できるようになったらずっと通信できます。
(`・ω・´)
CCNA取得の為に勉強した知識が、まさかこんな姿で役に立つとは思わなんだ笑
皆さんも、是非試してみて下さい。