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住居引越しの関係で、車通勤から電車&車通勤になりました。

そうなると、電車の中で音楽や動画を見る時に、イヤホンが欲しい!

でも、iPhone7以降からはイヤホン端子が無くなったし、Lightningイヤホンアダプタ経由だと音質が悪くなる。

じゃあ、Bluetoothイヤホンの購入しかないじゃん!というのが現状だったので、思わずポチっちゃいました。

今回は、まだ物が到着していないので、ポチるまでの経緯をまとめます。

Bluetoothイヤホンって実際どうなの?

Bluetoothのヘッドセットやイヤホンが出てから10年くらい経ちます。割と初期の頃はヘッドセットでも13000円ほどしていましたが、のちに980円などの激安ヘッドセットも登場するようになりました。

その頃から比べると大分使えるようになったなぁっていう印象を受けますが、実際のところどうなのだろう?という疑問があったので、店で試聴したりネットで調べたりと、自分なりにリサーチしました。

5000円程度の価格帯でも音質は悪い

僕の今の音楽環境だと、ヘッドホンはSENNHEISERのHD580、イヤホンはShureのSE215です。iPhoneの通話目的でEar Podsも使います。

そんな僕がイヤホン売り場で試聴してみると、まじでがっかりしました。音質が悪すぎ。

というか、Bluetoothの接続に関しての操作方法が、安いイヤホンだとどれも似通っていて、「これって接続する基盤とかチップとか、同じものを使ってんじゃないか?」って思うくらい「ぱぅわぁおーん!」「こねくてーっどぅ」とか英語の音声ガイダンスが流れてきます。この音声が流れてくるだけで、「あぁ、基盤が安物で、音質も良くないな」と思えてきました。

何よりショックなのは、一部のメーカーを除いて、Ear Podsよりも良い音を楽しむエントリーモデルである5000円の価格帯のイヤホンでも、Bluetoothイヤホンだと1000円並の音質のものが潜んでいるという事実。

これは、これまでのイヤホンの感覚で買うと、絶対に損する。というか後悔する。ということが試聴でわかりました。

Amazonで一番売れているコスパ最高とか言ってるイヤホンも、多分音質はそんなに良くない。

このイヤホンを購入してわかるのは、「俺はこれで十分だな」とおもうか、「音質最悪。ゴミじゃん。」と思うかに分かれることです。

音質が良いものはある。だが決して安くない。

Bluetoothイヤホンだって、イヤホン部分は既存の部品を使っています。僕の感覚だとイヤホンって、1000円、3000円、5000円、8000円、12000円っていう感じに段々と価格帯が上がっていくものなんですけど、これにBluetooth部分の部品の分を上乗せすると、どうしても既存のイヤホンと同じ音質を求めると高くなります。

なら、高いイヤホンを持っている人は、そのイヤホンと同等のBluetoothイヤホンを買うよりも、今持っているイヤホンをBluetooth化する方が経済的!な気がします。そしてそれが可能なのは、MMCX端子などの、イヤホン本体とケーブルが着脱可能なもののみ。高価なイヤホンには、音質面以外にも価格が高いなりに良いことがあるんですね。

MMCX対応のBluetoothケーブルはどれが良いか

2017年12月現在販売されている、MMCX端子対応のBluetoothケーブルをまとめてみました。

格安ケーブル

AmazonでMMCX端子のBluetooth対応リケーブルを探して見ると、2000円〜4000円くらいの価格帯のケーブルが出てきます。

いやでもこれ、本当に大丈夫か?と心配になってくる価格です。バッテリーは約3時間ほどしか使えません。そして、電源操作や接続操作などをすると、あの英語のアナウンスが聞こえてきます。「あぁ・・・察し・・・」みたいな感じになります。

安かろう悪かろうかな。

Shure純正ケーブル

実はShureから純正ケーブルが発売されています。

これはSE215とBluetoothケーブルがセットになっている「SE215 Special Edition Bluetooth」に採用されているケーブルのケーブルのみのものです。

ShureのMMCX対応イヤホンを使っているなら、これでも良いかなと思います。

ただ、電源を入れた時の「PowerOn!」の音声が結構大きくて、びっくりしたっていうレビューが見つかります。気になる人には気になることだと思います。

Westone WST-BLUETOOTH

老舗イヤホンメーカーが出しているMMCX端子対応のBluetoothケーブルです。定価19800円ほどしますが、作り込みの良さに定評があり、SBSもaptxもAACにも対応しているので安心して使えます。

それと、格安ケーブルと違って、バッテリーが6時間ほど保つのが良いですね。

購入したもの: WST-BLUETOOTH

さて、結局のところ何を購入したかというと、Westone製のケーブル「WST-BLUETOOTH」です。

パッケージの写真

パッケージの写真

箱を開けると、綺麗に梱包されています。最近は中華製品しか買っていなかったから、このお高い感じにウットリします笑

中身の写真

中身の写真

取り出すとこんな感じ。このケーブルの他、充電に使うためのMicroUSBと、英語で記載されているマニュアルが付属していました。

ケーブルを取り出した

ケーブルを取り出した

ケーブル自体は、左右を繋ぐケーブルがきしめんみたいなフラットで、MMCX端子に伸びている部分は形状記憶をしないタイプの線でした。

所々でケーブルが違う

所々でケーブルが違う

これに、手持ちのSE215を装着するとこうなります。

SE215を装着した写真

SE215を装着した写真

使ってみた感想

夕方に荷物を受け取り、夜と朝使ってみた感想を書いていきます。

音質は他と比べて結構良いが、ホワイトノイズが目立つ

WestoneやらShureやらのイヤホンを使っている人だと気になるんだろうなぁと思えるホワイトノイズが、音楽や動画の音声が流れる直前に聞こえてきます。

音声の信号が何も送られてきていないんだろうなぁというタイミングは無音なんですが、曲の再生が始まる前にはっきりと聞こえます。

また、iPhone7PlusのGooglePlayMusicアプリで曲を再生したところ、曲の冒頭部分1秒くらいが早い再生速度で再生され、その後すぐ元に戻るっていう感じに聞こえることがちょくちょくありました。気にする人は気になるかも。

それと、個人的には気にしませんが、音量があまり上がらないかも。僕はそんなに爆音で聞くわけじゃないので満足していますが、DACを通さない分音量がきになる人はいるんだろうなぁっていう感じです。

マルチペアリング非対応

わかっていて購入したんですが、マルチペアリングに対応していません。接続先を変えたい時は、接続先のデバイスの電源をオフにしたり、Bluetoothをオフにする必要があります。

このケーブルをどこかに接続したままだと、他のデバイスからの接続ができません。

一応、このケーブルで言うと、音量ボタン2つを同時長押しで接続先情報を削除できるらしいんですが、それをやるのか、接続先デバイスのBluetoothを切るのか、悩むところです。

バッテリーの持続時間は最高!

なんといってもバッテリーの持ちです。

結構使っていても、毎日充電しなくても良いんじゃないかって思えるほどです。

新品で箱から出して、夜から夜中までずっとこのケーブルで音楽を聞いていたんですが、バッテリーがなくなる気配がありませんでした。これいいわ。気がついたら充電しよっていう程度で十分な感覚です。

Shure掛けしづらいのが難点

僕の耳の形が変なのかなぁ。Shure掛けしようとするとケーブルが耳から外れてしまうんですよ。

なので、シリコンでできたフックみたいなものを購入しようか検討中です。

今ならAmazonで7000円オフ!

最後に。今回購入したWestoneのBluetoothケーブルですが、Amazonで現在、13000円で購入できます。

他の安物ケーブルを買うなら、断然こっちだなって思います。

Amazonのレビューだと評価が意外と低いのが目に付きますが、要はレビューを書いている層が激安ケーブルとWestoneのケーブルで違っているのかなという感じが読み取れました。具体的に言うと激安ケーブルで満足している人が星5とかつけているわけですけど、それが音質に拘る人にとっての星いくつか?とかいう話です。

今回の僕の場合は、ホワイトノイズこそ気になるものの、電車に乗っている時に音楽を聴くくらいなら、そこまで気にならないかなっていう印象だったので、結構満足しています。

13000円の時に買って良かった!